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【2022年版】結局のところミンネとクリーマどっちがいいの?

以前にこんな記事を書きました。

あれから数年経ち、今も両方続けています。
そんな作家夫婦から、改めてこれから始めるならミンネかクリーマ、どっちがいいの?にお答えします。

結論から言うと…
売上を上げるなら両方やるが答えになります。

どちらか一方だと、単純に売り場が1つしかありません。
もし大阪と東京にお店を出せるなら、両方出したほうがお客様の目に触れる回数は増えますよね。

もちろん多少の手間は発生しますが、共通の商品を出品すれば在庫リスクや写真撮影などは1つの時と同じです。

だからどちらか一方を決め打ちでやるのではなく、両方やってみてどちらか自分に合っている方を選ぶというのが基本です。

そんなの求めてない

はい。わかっています。 そんなことを期待していませんよねw
「結局やるならどっちがいいんだよ!!」の答えが欲しいと思うので、私の結論を言います。

それはずばりクリーマです。

その理由は以下の3つ。
①作家に優しい ②スタートダッシュ ③クオリティが高い
順番に解説しまーす。

▼商品が高いワケ

これは統計を取ったわけではありませんが、商品単価が全体的にミンネより高い傾向にあります。
(CMで売上No1と謳っており、「販売数は負けているけど売上は勝っている」ととれるので、単価が高いのは間違いありません。)

その理由としては、ミンネが《始めやすさ》を重視しており、クリーマは《クオリティ》を重視しているからだと思います。

このクオリティ重視というのが後の3つのポイントに関わってきますので先に解説しておきました。

先に断っておきますが、この記事ではミンネのことを下げるつもりは一切なくて、それぞれの特徴について、私達の個人的な意見を書いているだけです。なので、ミンネをやっている方は気を悪くしないで下さい。

①作家に優しい

クリーマは作家として活動していく(=食っていく)ための仕様がいたるところにあります。その最たるものが《プロモーション》です。

プロモーションはいわゆる有料広告ですが、お金を出して閲覧数を上げるなんてズルい!と思うかもしれません。

これは全くの勘違いで、お金さえ出せば必ず上位表示してくれるということと捉えて下さい。 (普通は金額が高すぎると表示回数は少なくなる)
要するにクオリティで勝負することができます。

別の記事でも紹介しましたが、ハンドメイドサイトで売れるためにまずしなきゃいけないのは、写真をキレイにするでもなく、クオリティを上げるでもなく、上位表示される仕組みを理解することです。

それができなければ一生食っていくことはできません。
その点クリーマはそこをお金で解決できます。

非常にシビアな話ですが、作家として食っていくなら最終的にクオリティ勝負になるので、それを初めからできるというのはかなりのショートカットになります。

②スタートダッシュできる

これはミンネにもあるのかもしれませんが、クリーマでは新しく始めた作家さんは少し優遇してくれます。
具体的には言うと、始めてすこしの間、上位に表示してくれます。

もちろん必ずというわけではないですが、そういうアルゴリズム(表示ルール)になっているのだと思われます。

実際に私が始めたころに新作をアップすると、無条件に検索ページの1~2ページ目ぐらいに表示されていました。(今ではちょっと後半)

そんなの感覚じゃない?と思うかもしれませんが、冷静に考えれば当たり前の事象です。

なぜなら、新しく始めた作家さんは作品はもちろんプロフィールの閲覧もほぼ0で、フォローもフォロワーもいません。
そんな状況で作品が登録されても、普通は後ろの方で表示されますよね。

仮に検索結果が1ページしかないようなニッチな作品なら分かりますが、私が体験したのはチーズケーキという大きなジャンルですし、実績もある作家さんがかなり多くいます。

詳しいことは分かりませんが、初心者の作家さんが初期での挫折を少しでも減らすことが、クリーマ側にとっては得になるので、そもそもやらないわけがないんです。もし疑うなら一度新規で登録してみて作品をアップしてみて下さい。

結構顕著にでると思います。

あとはこれに先程のプロモーションを合わせれば、一気に実績を作って中級者になることだって可能。
このやり方は今のところクリーマでしかできません。

③クオリティの高い作家さんが多い

これだけ見ると、むしろハードルが高くマイナスに見えるかもしれませんが、これもちゃんと意味があります。

例えばあなたがとても絵がうまい人だとして、フリーマーケットで絵を売るのと、絵画展に来ているお客さんに絵を売るのどっちが簡単だと思いますか?

もし500円の作品なら、フリマの方が売れるかもしれません。でも1万円ならどうでしょう?

そもそも知らない人が書いた1万円の絵をフリマではだれも買ってくれません。その点、絵画展に来ているお客さんは断られるかもしれませんが、一旦見てくれます。

実はこの違いがすっごく大事で、まず比べて(見て)もらわないと作品は売れないんです。

クオリティが高い場所=《買う側も覚悟している》ということ。
逆に言えば、フリマのように値段が高いことを覚悟していない世界での勝負は、相場より高ければ100%負けるということです。

結論

クリーマは玄人向きのサイトだということ。
裏を返せば、お小遣い稼ぎ程度に始めるならミンネがオススメです。

もちろんミンネにも素晴らしい作家さんはいますので、簡単なことではありませんが…

ただミンネには現状大きな問題が発生しています。
それについては次の記事でご紹介します。

最後まで読んでいただきありがとうございます(*^^*)

最後まで読んで頂きありがとうございます(*´∀`*)