卵が先だと思っていたら、鶏が先だったって話。
「女性の社会進出が遅れているのは男性が家事育児をしないからだ。」
皆さんもどこかで聞いたことがある話であろう。これだから日本の男性はだとか日本は遅れているだとかもセットで聞く話だ。日本の夫は非常に肩身の狭い思いをしている。自分は海外の夫婦の様子を見た事がないのでわからない。そこで本当にそうなのだろうか。
日本の男性は家事育児を頑張っていない?
しかし調べてみると次のような記事が出てきた。
このように家事・育児の絶対時間は少ないがそれは労働時間が長すぎることに起因している事であり、長すぎる労働時間の合間での家事育児の比率は諸外国の1.2倍も行なっている。日本人男性は過酷な労働環境の中、十分すぎるくらい家事育児も頑張っているのだ。
そんな中「夫が働き過ぎて心配」という声は圧倒的に少なく、「夫が家事育児しないことに不満」という声が多い。つまり夫の健康や生活状況など二の次で、ただ狭い視点で身勝手な不満を言っている人多くね?と考えてしまう。
労働時間が長い日本男性
ご存じの人が多いだろうが日本は過労死の数が多い。年々減っているがそれでも数は多い。その主な原因は人手不足である。人手不足を解消するにはどうすればよいのだろうか。
働ける環境が整っているのに働かない選択をする女性が多い。
次に反対に主に家事育児を担っている女性の話をしてみよう。このような記事がある。
https://toyokeizai.net/articles/-/299625?page=4
労働環境が整備され多くの女性が働くようになって久しいが、未だに専業主婦の割合も数も多い。そしてその専業主婦は3/4が自ら選択して専業主婦になっているのだ。専業主婦の数は2022年時点で553万世帯である。このうちの半分が働きに出たとしても270万人の雇用が増えるということである。人手不足はかなり解消される。
そして記事には子供を保育園へ行かせた方が子供の成長、発育に好影響をもたらすことまで書いてある。専業主婦は子供の発育にも悪影響なのである。
発想を変えると、女性が働ける環境でも働かないせいで、男性が家事育児できない状況なのである。
つまり、旦那が家事育児をしないのは旦那が悪いのではなく、旦那を長時間労働をさせている会社が悪いのではなく、本当に悪いのは働けるのに自ら選択して専業主婦になった多くの女性である。
男性が家事育児をしないから女性が働けないのではなく、女性が働かないから男性が家事育児をできないのである。卵が先だと思っていたら、鶏が先だったという話である。
終わり
今の日本は完全に女性が圧倒的に優遇され、男性は差別される階級である。おそらくこの記事を読んでも多くの女性は自分に都合の悪い事実は受け入れたくないだろう。
女性の皆さん、ケースバイケースありますがもし旦那が家事育児しないと不満が出ても、旦那がむしろ被害者である場合が大いにあるため、好きで専業主婦をしている女性を怒ってください。
そして男性の皆さん、配偶者から家事育児をしていないと指摘を受けたならば、好きで専業主婦をしている女性を怒るように促してください。
追加
専業主婦、少子化の原因ですらある。
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