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アディーレ代理戦争

私、夫と基本的には仲良しなんですけど、
たまに互いの理屈っぽいところが暴走して、謎の喧嘩になるんですよね。

で、最近、本当に意味のない喧嘩だったな、としみじみ思うのは

アディーレ代理戦争

です。

きっかけは、私がこの記事を読んだこと。

感想は単純に「すごいな」です。

弁護士資格持ってて、ビジネスで成功しているのに、さらに医師免許とって、美容医療でも天下を取ろうとしているのは単純にすごいな、と。

まあ、アディーレのビジネスモデルには色々と思うところありますが、それはそれとしてバイタリティはすごいし尊敬する。

・・・というような話を夫にしたんですが、なぜか話が迷走し「医師の専門性は何で担保するか」みたいな話を経て、議論が紛糾。

夫「美容医療における規模の経済っていうけどさ、日本の人口は減少にまわってるんだから、そもそも方向性として破綻してるよね。せめて老人医療っていうなら、パイが増えるからまだわかるけどさ。」

私「規模の経済って、市場規模をいたずらに広げれば良いって話ではなくて、一定の規模を確保した上で利益率を上げる仕組みを作るって話だから、人口減少しても直接の関係は無くない?」

夫「それって例えば脱毛機をまとめて業者から買えば安くなる、みたいな話でしょう?それだとさ、美容医療ってすでに乱立してるじゃん。レッドオーシャンだよ。」

私「例えば美容脱毛だって、10年前には男性用市場なんてほとんどなかったけど、今は普通になってるよね。そう考えると、まだビジネスチャンスはあるんじゃない?」

夫「なんでそんなにアディーレの肩を持つの?アディーレが成功するわけないじゃん!」

私「そんなのチャレンジしてみないとわかんないじゃん!もういい!!

うん、なんでわたし、こんなにアディーレに肩入れしてるんだろう。

ということで、このやりとりをした後、丸一日お互い口を聞かないという期間を挟み、その後、アディーレのことは禁句となりました。

あ、嘘です。普通に生活してると、アディーレの話をする機会が特になかっただけです。


で、昨日なんですが。

WBSを見ていると、こんなニュースが出てきました。

アディーレが、破綻した脱毛クリニックへの集団訴訟を請け負ったというニュースです。

これをもって、久しぶりにアディーレについての議論が再開。

夫「アディーレは、破綻した医療脱毛への集団訴訟を請け負うと共に、中断した箇所からの再開を格安で請け負うというビジネスモデルを作りそう」

私「ありそう。美容整形の失敗に関する訴訟とお直しとか、応用が効きそう。」

夫「お金は取れるところから取るシステム。アディーレ!」

私「アディーレ!」

・・・和解しました。

ということで、我が家では、アディーレが、

・脱毛を始めとするローン制の美容医療が破綻ないしは契約不履行に陥った場合、それを訴訟すると共に中断箇所からの再開を格安で請け負うビジネスモデル

・美容整形が失敗した場合の訴訟とお直しを請け負うビジネスモデル

の2点を確立すると予想し、ニュース動向を見守ろうと思います。

アディーレ!


補足:アディーレ創立者が4月から始めたという美容クリニック。普通に良さげ。


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