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大人になった子どもによる子ども部屋

何年か前からネットでは「子供部屋おじさん」という蔑称が流行ってる。最近はちょっと意味が違ってきちゃってて、ほぼニートと同じような意味になってるけど、もともとは子どもの頃の部屋を大人になってもそのまま使ってる(=当然実家暮らしのままの)人たちってことだった。

勉強机をいつ捨てようか問題

実家暮らしうんぬんはまた別の話題なのでおいとくとして、子ども部屋からの脱却で重要なのが勉強机を捨てること。

僕らの時代からそうだったけど、多分これは今も変わってないはず。大学生くらいになって少しインテリアとかにこだわりたくなっても、この勉強机が鎮座してる限り子供っぽさが消えないからね。

自分の場合どうだったっけ。笹塚で初めて一人暮らしをしたのが大学3年生でそれから4年間一人暮らしの後、また3年くらい実家に戻ってた。一人暮らし後に実家帰ったときには確実に勉強机なかったのを覚えてるけど、最初の一人暮らしまでは持ってたのかな。あまりよく覚えてない。。。

でも大学1〜2年の頃は一般教養とかもあって、最低限の勉強は必要だったはずだから、やっぱり家出るギリギリまで置いておいたのかも。

僕の部屋の基本レイアウト

その後に再度実家を出て横須賀で8年くらい一人暮らしして、結婚後に横浜での2年半のマンション住まいを経て今に至る。

横浜で住んでた家は2LDKで寝室以外に一部屋しかなかったから、その部屋は僕だけの部屋ではなかったけど、部屋内の僕のパーソナル・スペースのメインレイアウトは初めて一人暮らしした笹塚時代からずっと同じ。

壁沿いにディスクユニオンの2マスのレコードラックを横に2個つなげて置いて、その上にコンポとターンテーブル。左のコーナーに32インチのテレビと言うかPCディスプレイを置いて、レコードラックの正面にはローテーブルと床に直座り出来るクッション。

ローテーブルの上にはPCのキーボードを置いてあるからこのクッションに座って、一番良い位置で音楽を聴きながらPCをするのが定位置って感じだ。

今の部屋。デジピとか増えたけど基本のレイアウトは昔から同じ。

もう20年以上同じレイアウトで暮らしてるから、あんまり模様変えとかする気にならないんだよね。だから引越しのときも、このレイアウトをいかにそのまま新しい部屋に再現するかを考えてた。

結局は子ども部屋

今はマイホームを買ったので部屋が広くなったし、一人暮らし時代と違って寝室も別に用意することができるようになったから、この基本レイアウトに本棚とテレワーク兼ガジェットシンセ群用デスク、それからデジタルピアノが加わった感じ。

でも、勉強机のかわりにテレワークで使うしっかりしたデスクがあって、あとは本棚と趣味のものがある感じって、実は子ども部屋とあまり変わらないんだよね。本棚もアメコミと音楽関係の本と古雑誌だらけで、いわゆる大人が読むようなお固めの文庫本とか置いてないし(笑)

まぁ時々テレビやYoutubeに出てくる同い年くらいの芸能人の部屋をみても「趣味のものだらけ」って点ではだいたい似たような感じだし、めちゃくちゃインテリアにお金かけてこだわってるような人以外は、結局自分の部屋って男女問わず「大人になった子どもによる子ども部屋」になっちゃうんじゃないかな。

特にいまはテレワークで部屋にデスク置いてる人も多いだろうしね。

ただ、それでも自分が子どもの頃に暮らしてた部屋よりはグレードアップしてるし、自分が昔欲しかったもの、憧れてたものはしっかり部屋に置けるようになった。そんなところで良しとしておくべきなんだろうと思う。


と言うわけで今日は僕が普段暮らしてる部屋の雰囲気を紹介。

木目調+ボタニカルをベースに、この前も紹介したレトロフューチャーっぽい置き物をいくつかおいてる感じ。

中高生の頃にこんな部屋に暮らしてる友達がいたら「すごいっ!!」って思うんだろうけど、40代のおじさんの目線で見たら、完全に少年の心を持ち続けたまま大人になった人の「子ども部屋」だね(笑)

まぁいいさ。今でも少年の心を持ち続けてる自覚はあるし、この部屋で過ごすのは楽しいから。今夜もきっとこの後、ピアノを弾いたあと音楽を聴きながらお酒を飲む。居心地はとてもいいし、こんな生活も悪くないものだ。

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