夕暮れ月晶

つれづれなるままに生きていきたくて自由人をめざす人間。素敵な隠居ライフを送りたい。 …

夕暮れ月晶

つれづれなるままに生きていきたくて自由人をめざす人間。素敵な隠居ライフを送りたい。 ここでは創作物を上げていきたいなあなんて思っていますがどうなるかは風向き次第。 一応、書くけれど無断転載禁止です。

最近の記事

UTAU音源、月晶ちひろを作った感想など。

お話や詩ではなく、最近の活動についての話です。 なんと、ノリと勢いで、自分の声を使い、UTAU音源を作りました。 名前は「月晶ちひろ連続音バージョン1.0」です!  本当はしゃべるのが面倒で、私の代わりに話してくれる合成音声を考えていたのですが、調べているうちにUTAUにたどり着き、なんとなくその方向で作業を進めて行きました。UTAUも活用次第ではしゃべらせることが出来るらしい、というのもありました。 様々なサイトを調べ、参考にし、先人の知恵をお借りしながら収録をし、原

    • 星空

      生きている事と同じくらい、意味のないこと。 石を磨くとか、絵を描くとか、お話を書くとか。 空虚の宇宙に星が描かれて、光っては消える。 光っては消える。 いずれは訪れる静かの海。 光をともせばひとつ、ふたつと輝いて、空一杯の輝きが、誰かの心を慰める。 遠ざかる静かの海。 人生と同じくらい意味のないことが色をもって空へ流れていく。

      • 秋の気配

        秋の中に寝転がっていると、水面に浮かんでいるような心地になる。気持ちが沈めば水底に沈み、気持ちが浮けば空の上に浮いていく。 ささらと流れる紅葉した葉、遥か高い場所にある鱗雲。それらがゆっくりと風に流されて、澄みきった穏やかな気持ち。 虫の声が囁くと、すすき野原にたっているかのよう。そこではただ美しい音色が茂みのあちらこちらから響き、風に揺れるすすきの穂が心地よい音を立てて揺れる。透き通った風が彼方から吹き抜けて、またどこまでも遠くへと去っていく。

        • とりとめのないかき散らし

          とりとめのないかき散らし(たぶん幸福について) 漠然と、遠くには自由があると思っていた。 物理的に遠くに来たけれど、どこに行ってもなにが良いのかさっぱりわからない社会をわからないまま生きている。 どこにいても同じ、生活が続いていく。 もっと遠くに行っても、たぶん変わらない。 星の音は重要な出来事を囁いているように見えるが、それは自然な存在であって、特別、私たちに語りかけてはいない。 私たちはそれを勝手に拾って解釈しているだけだった。 しかし、星々からなにかを見いだして大切に

        UTAU音源、月晶ちひろを作った感想など。

          果てしなく

          探している夢にたどり着くまで 遠くへ行くの 砂粒のような銀河団を追いかけて 果てしなく 落ちていく 果てしなく 美しい惑星の姿がはっきり見えたら 次の夢を探しに行くの 彼方を見通せば生まれたての青い銀河 振り返れば紅く光る星の欠片 探しているの、いつかたどり着くまで 2024.3.2

          アイコンの絵。

          アイコンの絵。

          新しいアイコンをかきかきしたい。

          新しいアイコンをかきかきしたい。

          年の瀬

          年の瀬の暗い夜 ひとつ、またひとつ鐘が鳴る 現の戯言、騒がしさ そういうものから距離をおく ストーブの仄かな赤い熱線と 降り積もる雪の音を聴きながら 狭間でひとり、息を吸う 2023.12.31 今年もお疲れさまでした。来年はどんな年にしようかな。みんなの一年が良いものになりますように。

          徒然9月の詩

          『9月の始まり』 しんしんとふりつもる 秋の日差しの底で あくびする猫と本 『霧雨の道路』 霧雨にうたれて駆ける馬の背よ 艶やかに光り、美しきこと 『虹の欠片を急いで拾う、黄昏時の帰り道』 黄昏時に虹を見た。雨は降っていないのに、虹色の端がうっすらとかかっている。もうすでに消えはじめており、徐々に沈む夕陽に照らされて確かに虹があった。しかしもう時間がない。反射する水蒸気はあっても、太陽が沈んでしまえばこの啓示は消えてしまう。夕陽と共に消える儚い虹の欠片を、急いで撮っておか

          秋の旅路

          『秋の旅路』 薄明かり、霧の隙間 秋の感情にのって旅を 寂寞の船をこぐ、独りきりの旅路 青は薄く、空は遠く、水面は揺れてさざ波立つ 11.2 偏西風の冷たさに緑の葉っぱも豪奢な装い    11.5 『木枯らしに招かれて』 木枯らしが おいで、おいで、こちらにおいで 手招くままに、森の奥 おいで、おいで、全てを捨てて おいで、おいで、風の向くまま ふらりふらりと足を向ければ 死に絶えた万象の記憶 今はもうない、いつかの記憶 風の向こうに消えていく 11.7 『

          秋の始まり、秋の宵口

          「秋の始まり」 秋の精霊を出迎えよう。 心の木を彩る錦。 空想の森が色づいたなら、秋の精霊を出迎えよう。 朝摘みのハーブティー、爽やかな秋空の下でお茶会。 鮮やかな空の青、吹き抜ける明るい風。 出来立てのクッキー、慎重に仕込んだケーキ。 焼きたてのスコーンと、夏の間にとれたベリーのジャム。 葉っぱが色づき、落ちて枯れ果てるその時まで、この季節を祝福しよう。 秋が来たことをお祝いしよう。 明るい、明るい、太陽の下で。 2023.10 「秋の宵口」 夕暮

          秋の始まり、秋の宵口

          秋のピクニック

          青空、青空、青空。 天頂では白い太陽が輝き、光線はまんべんなく降り注いで光の世界を作っていた。整えられた芝生の隙間から生える雑草が元気に葉っぱを伸ばし、その下を蟻がせっせと白い粒を運んで行き来している。 空には白い雲。光に照らされて真っ白な雲が風に流され、ゆっくりとほどけながら進んでいた。 近くの川はとうとうと途切れることなく流れ、水面を鴨が何羽か群れをつくって、流されては戻り、流されては戻り、水浴びをしたりして遊んでいた。せせらぎの音が微かに聞こえて心地いい。 ふと

          秋のピクニック

          こんばんは

          書いたりはしてたりしてなかったりなのですが、いつも投稿していたタブレットでnoteアプリを使えなくなってしまったので、投稿はあまりしなくなるかもしれません いつか一気にするかも、しないかも

          夢を彩る

          幸せを見つけよう、夢でいいから小さな幸せ 美味しい、美しい、かけがえのない、そういう些細なことを探して、夢を彩る 生きていたくない 夢ならば生きなくてもいい 今もきっと生きていない 死んでいないだけ もう何度も死んでいるのだから 現実が辛いと知っている 私たちの心が止まった世界を望むなら 時間に背を向けてもいいよ すべて夢であれ、そう願うなら 覚めない夢を見続けよう 幸せも苦しみもおいてけぼりの、空の彼方に心を置いて 今も夢の中、すべて夢の中 幸せを見つけて、好きな色

          音の隙間

          さえずりの さざなみの 葉擦れの 音の隙間に落ちていく どこまでも、いつまでも 安らぐ感覚に包まれて やさしく撫でる音の波 懐かしさの中に落ちていく さえずりの さざなみの 葉擦れの 音の隙間に落ちていく

          アイコンのやつ

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