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水星/ CHILLNNの新人研修を新入社員がレポートします🕊

株式会社水星 / 株式会社CHILLNNでは、半年に1度、その半期に入社した新入社員に向けた新入社員研修を行っています。ホテル事業部・プロデュース事業部・プラットフォーム事業部と全ての事業部・役職が混ざり合いながら、講座やワークショップを通じて水星 / CHILLNNの理念や働き方について解像度を高める時間となっています。

今回のnote記事では、今年の5月に行われた新入社員研修についてご紹介していきます🕊

こんにちは!2024年2月に株式会社CHILLNNに入社した藤田真菜です。前職では総合科学メーカーで人事・労務・総務を幅広く担当していましたが、観光業に携わる仕事を行いたいという思いから株式会社CHILLNNに転職し、現在はCHILLNNのBizチームでカスタマーサクセスとして働いています。

藤田真菜
1998年生まれ。大学時代は、国内外での旅と東京・愛知県内離島での地域活動にささげる。新卒で総合化学メーカー入社後、採用・研修運営・労務・総務・秘書等を広く浅く経験。その後、ご縁で北海道利尻島にてGHスタッフとして活動したのち、2024年2月にCHILLNNに入社。

今回は、5月某日に実施した水星 / CHILLNNの合同新入社員研修について、レポートさせていただきます!

プログラムのほとんどが、水星オリジナルの参加型ワークショップ。楽しく学び多い1日だったことはもちろん、研修日以降も水星でより前向きに取り組めるような、様々なエッセンスがちりばめられた研修内容でした。それでは、当日の流れに沿ってご紹介いたします。


当日のタイムテーブル

チェックイン:研修のマインドセットを創る

研修の舞台は、HOTEL SHE, OSAKA。朝9時の集合にあわせ、CEO(龍崎)翔子さんはじめ役員メンバー・人事マネージャー・今年入社した新入社員メンバー10名が、各拠点から続々と集まります。

新入社員と言っても、バックグラウンドも職種も守備範囲も、文字通り十人十色。プロデュース事業部メンバーの経歴は特に多種多様で、クリエイティブエージェンシーのプロデューサーで某有名番組やCM・ブランド企画を担当されていた人もいれば、デザイナーとしてホテルを初め水族館や城跡の企画展を手掛けられていた人、総合商社にてペルーへ派遣され航空機の販売をされていた人…。ホテル事業部所属メンバーには、大手ホテル出身の人もいれば、全くのホテル未経験の人、3月までHOTEL SHE,で学生アルバイトだった人も。産後ケア事業部メンバーの助産師さんは、これまで大学病院で働いておられたそう。

他拠点のメンバーとは、ホテルやオフィス、社員総会でも顔を合わせているとはいえ、やはり研修特有の緊張感…と同時に、先輩社員が「面白かった!楽しかった!」と声を揃える研修への期待感・高揚感にも胸を高ならせながら、研修はスタートしました!

1時間目:モチベーショングラフ・自己業務紹介「同期を知る」

まずはじめは、各自が事前に持ち寄ったモチベーショングラフを用いた自己紹介。幼少期から現在に至るまでのターニングポイントや周囲の環境について発表し、質問も活発に飛び交います。

あるメンバーのモチベーショングラフ

自分の人生が丸裸にされていく多少の恥ずかしさはありながら、メンバーそれぞれの人柄や現職・前職の専門性に納得できるようなストーリーに、共感したり、笑ったり、驚いたり…と、互いへの理解がぐっと深まるよい滑り出しとなりました。

冒頭でもお話ししましたが、全員が同じ「新入社員」という立場でありながら、事業部・専門性・年齢・居住地をはじめ様々なバックグラウンドをもつメンバーが混在していることに、水星らしさ、面白さも強く実感するスタートとなりました。

2時間目:翔子講和「会社を知る」

新入社員の空気もだいぶ温まったところで、CEO翔子さんの講和。創業の背景から約10年間の歩み、今後の展望に至るまで、水星をあらゆる角度から丁寧に紐解いてくださいました。私は特に、多岐にわたる事業を営む背景やシナジー、その実績についての理解が深まったことで、水星への解像度、そしてこの会社水星で働く面白さ・楽しさが、うんと深まりました。

3時間目:チームセッション「チームビルディング」

続いては「ペーパータワー」のワークショップ。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ペーパータワーとは、ゲームの要素を取り入れた人材育成研修メソッドの1つです。その名の通り、A4の用紙を30枚使用して紙のタワーを作っていき、複数のチームでタワーの高さを競います。ルールはシンプルですが、会社経営における組織作りと通じるところがあり経営シミュレーションの要素も含んでいるという、なかなか奥が深いゲームなのです。

開始早々から各チームのスタイルは異なり、一方のチームでは、正攻法とも取れる方法で着実にゴールに向かって、密な対話で連携を図る。もう一方のチームはというと、クリエイティブな視点を活かしたゴール設定を行い、明確な役割分担のもとで、黙々と効率的にタワー制作に挑む。個性のぶつかり合うアツめな戦いとなり、大の大人たちが大盛り上がりでした!笑(どんな時でも本気なのも、水星メンバーの好きなところです)

このWSで実感したことは、リソース(紙のみ・9割未経験者)が同じ場合であっても、組織の取り組み方によって結果が大きく左右されるということです。さらに、組織においては、メンバー間で共通のゴールを描いた上で、適切な役割分担・KPI設定を行うことで、個人のアクションがゴールに直接・間接的に結びつくのだということも学びました。

4時間目:企画ワークショップ「水星の価値創出の考え方を知る」

このWSでは、水星における「企画」の解釈と実践のいろはについて、翔子さんが著書「クリエイティブジャンプ」を用いながら解説をしてくださいました。

「企画」は、現状と理想のギャップを埋めるもの、いわば「課題解決」であると定義し、

・過去の自分に取材をする
・企画は3行で書く
・ボツは資産
・企画しすぎるな

などキャッチーなポイントを抑えながら、「企画」を日常的なものにしていくための思考について理解を深めました。終始「ええ~っ!」「なるほど!」と驚きの声が飛び交い、私にとって「企画」の概念を再構築できる時間となりました。

メンバーにとっても刺激的なWSだったことが、感想からうかがえます。

・企画は敬遠する人が多い中で、研修を設けることで企画に対しての色眼鏡がなくなっている雰囲気が、すごく新鮮で最高だった。

・没案は成功を導くためにあることを言語化していただいて、すごく腑に落ちた!没案は資産であり、そのためにも意識や行動を言語化する日常のインプットを止めてはならないことを学びました。

・明日から、もっとこうだったらいいのに!もっと選択肢があったらいいのにということを生活の中で見つけ言語化したい!

メンバーの感想(一部抜粋)

5時間目:MG・経営者視点系ワークショップ「視点を変えて気づきを得る」

ここでは、チームに与えられた課題に対して力をあわせて答えを導き出すコンセンサスゲームに取り組みました。具体的には、各チームを架空の飲食店経営組織と設定し、メンバーはそれぞれ「社長」「マネージャー」「現場メンバー」に扮し、各役職だけが知り得る情報のみを頼りに組織課題解決のため合意形成をしていく、というものです。

このWSを通じて、組織拡大や従業員育成、経費削減、現場オペレーションの効率化など、各役職ごとに認識している課題は様々であれ、組織目標を共有した上で、互いのもちうる情報を適切な範囲でオープンにすべきであると痛感しました。こうした十分なコミュニケーションこそが最善の意思決定に繋がるのだということを常に意識し、日常のチームや先輩・後輩との関係性の中でも実践していきたいです。

6時間目:VMVワークショップ「VMVを自分に落とし込む」

ここでは、水星の現在の指針である「ビジョン・ミッション・バリュー(VMV)」について、翔子さんに解説をしていただきました。

解説を踏まえた個人ワークでは、これらを自分自身の日常の行動にどのように落とし込めるのか考え言語化しました。

あるメンバーのワークシート記入内容

今思えば、このWSに参加する前までは、VMVについて字面上での認識に留まり、日々の選択の中で意識し行動として実現することは十分にできていませんでした。それが、WSを通じ、自分自身での言語化に加え、メンバーの意見にも触れることができたことで、実践の機会がいかに広く、またそのハードルが(ポジティブな意味で)いかに低いのかに気付くことができました。

7時間目:will/can/must ワークショップ「水星における自分の未来を考える」

最後のWSでは、今後の自分自身の取組を整理しながら、同期との対話を通じてその強度や視座を高めるました。

入社の動機となった「やりたいこと(will)」を起点に、「今できること(can)」⇒「今求められている役割(must)」⇒「今後の組織や事業の変化、自身の成長に伴い求められること」という順で、所定のシートに記入をしていきます。これにより、現状・将来の時間軸の中で、「やりたいこと」と「できること」のギャップを埋めるような形で、現実的な目標を設計することができました。

あるメンバーのシート記入例

こうしたWSの場合、個人で記入したものは上司に提出して終わり、というのが一般的かと思いますが、今回は個人のシートをグループ内でシェア。互いの業務のリアルを知ることができたり、事業部を横断して挑戦できることがないかなど様々な視点でのFBがあったりと、新しい角度でのアドバイスを取り入れられる貴重な機会となりました。

▼メンバーからの感想(一部抜粋)

・やりたいこと・やれること・目指したいことは案外話す機会はないし、恥ずかしくて本音を言えないというのがある気がする。その前提で、今回のような機会があると、恥ずかしがらずに1つ視座を上げて仕事に取り組めるきっかけになった。

・久しぶりに自分のwill/can/mustを思い起こす機会を頂き、長期的な目標、そのためのステップを整理することができた!

メンバーの感想(一部抜粋)

研修を終えて

正直、今までで一番楽しくて前向きになれる研修でした!

参加する前は、水星カルチャー理解がまだ不十分な上に、ここで活躍するイメージと目標を明確に思い描くことができておらず、自分の取り組みに対してどこか自信が持てませんでした。それが、この研修を通して、水星での働き方・今後の目標についての解像度がぐっと高まっただけでなく、役員陣や同期メンバーとの交流の中で新たな気づきがたくさん得られ他ことで、その後の日々の業務でのやりがいや働きやすさが確実に増しています。

また、研修の中で、バックグラウンドも業務もスキルも異なりながら、相手の思想に強く共感の姿勢を示し、同じゴールに向かって和気あいあいと協働する場面がとても多く、水星で働く安心感やこのメンバーと一緒に働く居心地の良さも実感できました。

今回の研修で得た気づきや学びを糧として、自分の業務範囲に制限せず、様々な事業部のメンバーで手を取り合い、世の中に新しい選択肢や価値を生み出せるよう、より精力的に取組んでいきます!

(おまけ)放課後

1日を通してすっかり仲も深まり、頭をフル回転させた心地よい疲労感を吹き飛ばすほど楽しい夜を過ごした一行。また会える日を心待ちに、またそれぞれの場所へ羽ばたいていきました。写真を撮る間もないほど盛り上がり、懇親会でのビールバケツリレーの様子しか残らず…ですが、思い出はそれぞれの記憶に刻まれたはず!


藤田よりメッセージ
「私がCHILLNNに興味をもったきっかけは、自分の関心のある「観光 × ホテル」の分野で、スタートアップでありながら、多様な事業展開で面白いことに取り組んでいた点です。また、代表や先輩社員との対話から、チャレンジに寛容で、裁量をもてること、社内の雰囲気も大きな決め手でした。
実際に、入社後は未経験ながら、早々にセールスの仕事を任せていただきました。また平行して、行政関係の業務やオフィス引越担当、採用担当と、境界なくチャレンジをする機会に恵まれ、毎日てんてこまいですが、めちゃくちゃ楽しく仕事ができているのが、何より日々嬉しいです!」

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