ネガティブな思考からの解放

ある友人が20年ぶりに同級生と街で会った話しをしてくれました。その友人は、高校に入学してすぐクラスの何人かから無視されはじめたそうです。理由も分からず辛い日々を送っていたそうですが部活や他のクラスにも友達ができ始め、自然とクラス内で無視される事もなくなっていったそうです。

友人が偶然街で出会った同級生というのが、自分を無視しはじめた張本人だったそうなのです。その同級生は友人に気付くと懐かしそうに元気？と声をかけてきてくれたのですが、友人は自分を無視した事を覚えてるか、反省しているのか問い詰めました。同級生は驚いた顔をしつつもゴメン、と謝り、そして気まずそうに別れたそうです。

当たり前のように無視やイジメは許されるものではありません。傷ついた心は回復に時間がかかりますし、時にトラウマとなりその後の人生にも影響を及ぼす事もあります。

今回友人が出会った同級生は初めに声をかけてきてくれた時、自分が無視していた事を忘れてしまっていたのかもしれません。それよりも久しぶりに友人を見かけて懐かしくて声をかけて来たのではないでしょうか。連絡先も交換し近々食事でも、と。しかし私の友人はその同級生に過去に対する謝罪を要求したのです。「謝らせた。」と、私に話してきました。その友人にとっての正義が10数年越しに果たされたのです。

友人の心は一時的に満たされたのかもしれません。でももしその時に同級生が、久しぶり！っと声をかけてくれた事を嬉しく受け止めて自分も久しぶりに会えて嬉しい、と伝えていたらどうでしょうか。昔話のひとつとして「あの時は辛かったけど、今こうして再会できて良かった。」と伝えてみたらどうだったでしょうか。

思いを分からせようと相手を威嚇して謝罪を要求した結果、どうなったのでしょうか。謝罪の言葉を手に入れた代わりに何を失ったのでしょうか。その日から数年経ちますが結局2人はそのまま疎遠になってしまいました。

「あの人」は嫌い、〇〇されたから。〇〇されて何故嫌な気持ちになったのか。□□だから。なぜ□□なのか。というふうに何段階か掘り下げてみると、意外とほとんどの場合において最初の原因だった「あの人」とは関係ない事に気づいてくるはずなのです。

この"自分の感情を掘り下げる"作業、簡単なようで中々難しいのです。日頃思い込んでいる事で、答えが固まってしまい正しく心の扉を開けていくことが困難に感じます。もしかすると今の感情が答えだ！と掘り下げること自体に無意味さを感じるかもしれません。

まずは、なるべくゆっくりとリラックスした状態で試してみてください。できればある程度時間にも余裕があるといいですよ。悩みの根源である悪者探しではなく、単純に感情が紐付くままに思いを広げてみてください。

ゆっくりとお風呂に浸かりながら、ベッドに横になりながら、公園で日差しを浴びながらなど。そこにCBDを取り入れる事により更に開放的で健全でポジティブな1歩を踏み出す大きな助けになるでしょう。

CBDを摂取することは直接的な解決や改善につながるわけではありませんが、自分の思考を整理して悩ませるストレスを理解し、乗り越える手伝いをしてくれると言えます。手軽に摂取できるグミやオイルは初めての人にもお勧めです。

事柄だけに囚われず、起きた事で何故自分がそう感じるのか。それに気づく事が出来たとき、ふっと気持ちが軽くなり色々な事を許せるマインドに近づいていきます。

ネガティブな思いに呑み込まれない心の柔術を身につけてみませんか。