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台湾で調理師免許ゲットしました!

皆様ご無沙汰してます、すーたまです!

前々回のブログ、「すーたま生存報告」の最後の一行に、「周りの人には秘密で新しい技術を習い始めた」と書き残しておいたのですが、この新しい技術というのは、そう、料理です!お金の節約と健康維持のために、自炊スキルを培っておきたいなと思ったので、冬休みという長い休みをフル活用し、お料理教室に通い始めました。

しかし、お料理の練習するだけでは物足りない気がしたので、せっかくお金払ってお料理習うんだから、資格でも取ってみようかな〜と思い、思い切って西洋料理調理師免許試験取得コースに応募しちゃいました。

そしてめでたいことに、先月の3/18に、無事「西餐丙級烹調(中国語です)」の免許をゲットしちゃいました〜〜!しかし台湾のお料理業界では、この資格は基本中の基本だそうです、、、

ででーん。かっこいいだろ!でもこの免許があれば台湾のJapoli(すーたま家お気に入りの日本風イタリアレストラン)で働けちゃうそうですよ!

ちなみに調理師テストは実技筆記に分かれており、日程は受験票が届いてやっと分かります。すーたまは3/18の午前実技、午後筆記でした(逆パターンもある)。実技が終わるとすぐ結果が出るので、筆記より難しさ100倍の実技の方を先に終わらせることができてよかったです、、、神様感謝。

午後筆記テストを受けていた頃にはもう実技が受かったお知らせが届いていたので、軽い気持ちで午後のテストに挑む事ができました。テストはコンピューターベースなのでポチポチっと、10分くらいで済ませちゃいましたよ!過去問しか出なかったのでピースオブケーキでした〜(^^)vこれも提出した直後に成績が出たので、この時点で調理師試験に受かったと分かったすーたまは頭の中お花畑状態でした〜〜〜( ͡° ͜ʖ ͡°)

ちなみに免許は試験終了後、すぐに取得できました。手数料はたったの120元。流石台湾、効率いい上、お値段激安です!そして万年金欠のすーたま、もとい、うっかり者のすーたまは当日持参金がなくて困っていたのですが、料理コースで知り合ったお友達が助けてくれました!「120元なんて安いからあげるわ!合格おめでとう!」だって!ちなみにお友達は二人いたので、一人から60元ずつもらっちゃいましたよ、、、台湾人優しいなぁ、、、(๑>◡<๑)

試験には難しい→簡単の順に甲、乙、丙級とあるのですが、今回すーたまが受けたのは一番簡単な丙級です。このザ・素人のすーたまでも受かっちゃったんだから、簡単なはず。調子に乗って甲、乙級も受けちゃおうかな、と浮かれていたのですが、甲乙級を受験するには長期の実務経験が必要そうだったので、秒で諦めました。

ではではすーたまが通っているお料理教室を紹介しますね!

↑ガスコンロは2個しかありません。テスト会場は4つあるのでもっと便利。
↑結構広い!すーたまは毎週日曜の朝8:00-12:00に授業受けてます。いつも7:50前には教室に着いて準備始めてます、真面目でしょ?^^
授業は一回、最大12人受けられるそうです
毎回必ず使われる材料達。バター、バニラパウダー、タイム、ローズマリー、ローリエ、薄力粉、などなど。
↑その他の香辛料、ぎっしりと棚に並べてあります。そして前のキッチン台はお手伝い役のおばちゃんのお仕事スペースでもある。
↑引き出しの中はこんな感じ。
↑授業が始まる前に、お手伝い役のおばちゃんが授業人数分の材料を準備してくれます。
先生登場^^前は有名なホテル(福隆大飯店)でシェフやってたんだって!
授業中サボったり、授業後休憩したりする時の先生限定超ミニスペース。よくここでタバコ吸いながらケータイで麻雀を楽しんでいる。
↑教科書。来週で全部習い終わるよ!
お昼ごはん作って!って言ったらほんとに作ってくれました…笑

ちなみにすーたま、授業中に一度包丁で小指を切ってしまったことがあります。重症ではなかったのですが、すーたまは血を見たら死を連想してビビりすぎて気絶してしまう病気があるそうで(bloodphobiaというやつらしい)、恐怖の挙句倒れてしまいました。気絶したので何が起こったかはよくわからないのですが、倒れる前は血の気がサーッと引いて、全身寒くてガクガク震えて、頭が真っ白になった記憶があります。コエェ…

そしてすーたまが死にそう(と自分で思ってた)な時、先生がすごーーーーーく丁寧に対応してくれてたのを鮮明に覚えてます!すぐに倒れたのではなく、10秒くらい目眩がしてからぶっ倒れたのですが、その間先生が素早く切ってしまったところを対処してくれたのです(血は止まらないほど流れてたので)。そしてすーたまを安心させるために、ずっと横で「大丈夫だよ、大丈夫、、、」とすーたまを孫のように大事に抱き寄せながら、気絶寸前のすーたまの肩を優しくさすってくれてました。その後すーたまは安心し切ってぶっ倒れるのですが。

意識が戻った頃、すーたまは担架の上で横になっていました。そして体には五枚以上の分厚い上着がかぶさっていて、身動き取れませんでした。これはすーたまがbloodphobiaで猛烈に震えていたそうだったので、クラスのみんなが上着を被せてくれたのだそうです。すーたま感動の涙。横には暖められたミルクが置いてあり、すーたまが目を覚ますと先生がミルクを飲ませてくれました。先生はずっと横で様子を見てくれていたらしく、落ち着いた後もずっとすーたまの心配をしてくれました。この手当は病院よりも行き渡っている気がする、、、

結局すーたまはすぐに回復したので、その後起き上がって料理を続けました。結局すぐ他のみんなに追いついちゃって、褒められましたよ〜^^めでたしめでたし。ちなみに今はもう切った時の事なんか忘れてしまって、今でも元気にお料理してます!これは若い証拠かな??

すーたまは今年中に日本に帰国する予定なので、日本のおばあちゃんに美味しいお料理を作ってあげたいです!いや、でもおばあちゃん料理めちゃくちゃ上手だから食べる役に回りたいかも。

ではまたー。

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