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2016/02/28の記事(FC2「ほんわかすーた まブログ」から)

皆さんお久しぶりです、台湾のすーたまです!

つい最近、音楽の授業表彰式に使われるBGMを探す必要がありました。
そこで気づいたのが...

台湾と日本とで使われる表彰式の音楽の雰囲気が激しく違うのです!!

日本の表彰式では、へンデル作曲のユダスマカベウスが定番ですよね。
では聞いてみましょう。

一方、台湾の表彰式で定番なのは・・・

https://www.youtube.com/watch?v=Etl0p0jHeoI

シューベルトの軍隊行進曲です。

日本の表彰式では荘厳な音楽が好まれ、台湾では元気が出てハッピーになる音楽が主流のようです。

日本はそもそも卒業式や入学式などの晴れの舞台では、来賓の方々を感動させるために労力を使いますが、台湾では参加者全員でその式を楽しむ事を重視しているように思えます。このような考え方の違いが、BGMの選曲にも影響を及ぼしているのですね。

さらに気が付いたことは...
日本と台湾で全く同じ曲目を表彰式のBGMとして使用する場合でも、使われる小節が違う事があるのです。

例えば、威風堂々。こちらをお聞きください。

https://www.youtube.com/watch?v=m20LnRnSNDM

まず1分58秒からの演奏をお聞きください。
これは日本で好まれる優雅で格調高い旋律ですね。

しかし台湾では、4分04秒から始まる陽気で活発なメロディーを使います。

このように、表彰式で使われる音楽ひとつをとってみても、それぞれのお国柄が出ていて興味深いですね。

では皆さんまた今度お会いしましょう!

 

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