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五感で食べるということ ささたくやサラダの本

『私たちの身体は食べたものから作られている』

当たり前だと思いますか?昔の私はそんなことも分かってなかったのです。

『ささたくや サラダの本』は、30代後半くらいから自分の体調を整えるため様々な食事法を試みてゆく中で、ローフードという調理法を知り手に取った一冊です。

ローフード=加熱しない調理法は野菜に含まれる有益な酵素を壊さずに体内に届けることができるとされています。

ただ、ささたくやさんの面白のは、決してそういった栄養学的なことではなく、いかに自分の五感を研ぎ澄ませて調理、食事をするか?ということを教えてくれているところ。

この本にはたくさんのサラダやスープ、スムージーやドレッシングのレシピなどが掲載されているのですけれど、冒頭に『料理をしない料理教室』という、実際にさささんの行われているワークショップが再現されています。

イメージの中でサラダを作っていきましょう、という試みで、

・どんなサラダを作るのか
・葉は包丁で切るのか手でちぎるのか
・塩はどのタイミングで振るのか
・出来上がったサラダが体内に入った時にどんな感覚になると思うか?
etc.

と、サラダを作るイメトレ(笑)

食べ物から得られる刺激はとてつもなく大きく、美味しい、美味しくないは口の中だけの感覚だけではないことなど。
こんな風に書くとすごく難しいような感じがしちゃうけど、とっても面白い一冊です。

ただ、やはり食べることは一つの祈りのようなものだなと思います。

人間が生きてゆくには食事はいちばん大切、だけれども、それだけにジャッジに繋がりやすいので中々難しいなぁ、といつも思ってしまいます。

何を食べるか、よりも、
それを食べたときに身体はどんな感覚がするか?
の大切さを、この本から教えられた気がします。

−−−−

この本のレシピの一部を実践するのに必要なブレンダーを持ってなくて、全部は作れてないのですが、何回か作ってお気に入りだったレシピは

・アーモンドミルク
・カシュークリーム
・トマトのガスパチョ
・にんじんパスタ、などです。

久々に本を見て発見がいっぱい!
完全なローフードだけとかヴィーガンにならなくても、ローフードのレシピを覚えておくと良いなぁ、と思いました。

特に、身体が重くてリセットしたいタイミングの時とか。
今度にんじんとアボカドのカレースープを作ってみるつもりです🍛

nori♢

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