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【バット】野球のマスコットについて

マスコットバットとは

トレーニングに使われるバットで、通常よりも200gから500gほど重い。
試合では打席に入る前のネクストバッターズサークルに置かれています。

目的

誤解されがちですが、マスコットバットは【実戦で使うバットを軽く感じさせることが目的ではありません】。

思い切り素振りをすると、フォームが崩れたり、怪我のリスクが上がってしまうため、逆効果になりかねません。

本来はフォームの矯正、筋トレ、体幹トレーニングを目的としています。

練習方法

・フォームの矯正(+200g・短め)
→ゆっくりとした動作で、フォームとヘッドスピードを意識した素振りを行う

・筋トレ、体幹トレーニング(+200g〜・長め)
→体感、下半身を意識し効率的に体を動かす素振りを行う

カウンタースイング

マスコットバットの派生系。

ヘッドから根本にかけて、可動式のコマが2つ搭載されており、正しい軌道で振れたときは、この2つのコマが分離することなく、ヘッドでコマを叩くことができ、「カチッ」と音が1回鳴る。
逆に必要以上に力んだり、ボールに向かって上から振り下ろすようなスイングをしてしまうと、バットに遠心力がかかり、コマがヘッド側に分離しながらスライドすることで、「カチカチッ」と2回鳴ってしまう。
「一音」を目指すことで、スイングを強化できる素振り用バット。

余談

マスコットバット(mascot bat)のmascotはキャラクターを意味する英単語と同一である。
そのため、『身を包む』という意から名付けられたものだと考えられる。

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