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3/9-3/11 元気はあまりない



3/9(土)

朝風呂。いろいろ考えごと。そしてどうしようもなくイライラしてしまう。洗濯機を回して放置。

植本一子と滝口悠生の往復書簡「さびしさについて」読む。ひとつひとつの文章が丁寧で読んでいて落ちつく、すらすらと読み進められた。

カップにコーヒーが半分残っていて、これに牛乳を入れてカフェラテにするか、そのままにしといてデザートを買ってきて一緒に飲むかを真剣に考え、プリンパフェをコンビニに買いに行くことにした。

雨。プリンパフェのアイスが溶けないように落とさないようにササっと小走りで帰る。

満足。
パートナーには塩豆大福を買ってあげた。
よろこんで「まめ!」と言っていた。

たのしみを大切にしよう、こういうときこそ。


3/10(日)

風がすこしつめたい。
今日は九条のmomobooksさんではじめてのトークイベント。昨日とはうってかわって気持ちは落ちついている。昨晩はだんだんとしんどくなりうずくまっていた。どこから来るのか、なんといえばいいかわからないしんどさ。どう対処したらいいのかわからなかった。


イベントには15人くらいの方がいた。最初に部屋に入ったときに湧いてきた感情は「こわい」だった。知らない人だらけで。

植本さんとスズキナオさんのお話をコーヒー飲みながら静かに聞く。はじめはふんふんと聞いていて、時間が経つにつれてその「場」に対してなぜだか涙が出てきた。家族のこと、それについて書くこと。

植本さんと家族との関係。スズキさんが話していた、「家族との関係性における多様性のようなもので、たとえばちゃんと向き合って話すことができなかった、疎遠になってしまった家族だとしてもそれはそれで一つの家族のありかたなんだよな、それはそれでいいんだよな」っていう考え方。
自分の家族のありかたも肯定されたような感覚になった。

植本さんは自分の日記に自信を持っている、と言っていた。わたしも自分の書くものや自分自身を好きになりたい。ひとりを感じるからこそわたしは何かを書けている、考えている。

うーん。わたしにはトークイベントとか向いてないかもって思っちゃった。

3/11(月)

なかなか動き出せず、家を出る30分前に急いで用意。バスの中、そのまま寝てしまいたかった。吸い込まれるようにコンビニへ。じゃがりこを買う、帰って食べる用。

作業所、今日もFさんは来てない。

70点くらいの日。


3/12(火)

雨、起きれない。今日はカウンセリングと診察。

終わって本屋に寄る。収穫なし。心は落ち着いている。サンマルクでホットサンドとカフェラテ、三島由紀夫「金閣寺」読む。わからない語句を調べながら。

無印で桜ラテのもととキャラメルポップコーンを買う。このあいだ無印に寄ったときは桜ラテ売り切れていたので見つけてうれしかった。ポップコーンは歩きながらすこし食べた。

今はあんまり書けない時期。でも、できることをひとつずつやろうと思う。

・・・

カウンセリングでは幼い頃の両親の離婚について深掘り?していった。幼い頃のわたしは父母のどちらも好きだった。その父、母のどちらかを選択することがどれだけ酷なことかを述べてくれた。やむを得ずしなければならなかった選択だったけれど、カウンセラーという専門家の第三者の視点で述べてくれたことで、幼かったころの自分を労わってもらえた気がした。

母の人生、父の人生だから…という諦念を持て続けてきたことを話すと、まず自分の人生があること、あったことを教えてもらった。


3/13(水)

コーヒーを淹れて目を覚ます。金閣寺を読む。

最近SNSを開く気にならない。好きなねこをたまに確認するくらい。


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