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ひとつ、夢がかなった日

こんにちは。犛山創一です。

故郷に錦を飾ると心に決めAnother works社に参画して早2年と3ヶ月あまり。
ようやくこの会社に入って実現したい夢がひとつ叶いました。

今日はその私の夢が叶うまでのストーリーをお伝えします。


夢のはじまり

2021年2月に当社の展開するサービスであるAnother works(現:複業クラウド)をもっと地方に広めたいという一心でAnother works社の門を叩きました。

迷いはなかったです。

「複業」という場所的制約にとらわれないニューノーマルな働き方を広めることで、地元に恩返しをすること地元に住みながら新たな挑戦をすることの機会を提供することができると強い確信をもっていました。

それにより創造されるのは、私のような地元愛の強い人間が場所的制約にとらわれず地元愛を体現できる世界観

だからこそ「自治体複業」の可能性を信じ、今日まで走り続けることができたと思っています。


その夢とは、

「東京都初で我が地元、稲城市に複業クラウドfor Publicを導入してもらうこと」

自分を愛してもらった稲城に貢献すること、そして今稲城に住む方の笑顔につなげること。

複業により稲城市をもっと知ってもらい、稲城市への地域愛を最大化させることがこの事業をやる上で与えられた使命だと思いました。

▼複業クラウドfor Publicはこちら


稲城市と連携するためにやった3つのこと

1. DM~とにかくまずはやってみるということ~

すべてはここから始まりました。

まずは思い切って市長に稲城市への熱い思いとともに長文DMをしました。ダメ元での行動だったのですが、私との面会を快く受け入れてくださり、2021年の年末に初めて市長室での面会が実現します。

しかし、当時は事例数が少なかったことや私の力不足もあって「複業」というドメインの魅力をうまく伝えることができませんでした。私が「ただやりたい」と熱量で語って実現するほど世の中は甘くなく、複業クラウドfor Publicが稲城市の課題を客観的に明確に解決できるという確固たる根拠が必要になると実感しました。

悔しさを滲ませ、そのまた1年後に再度市長との面会のお時間をいただくことができました。1年前は事例数が19自治体に対して、今回は60自治体まで増えていたこともあり過去の事例の話などかなり建設的な議論ができました。

そしてなにより「複業」の世界観に共感いただくことができました
「やりたいと言ってくれる課が現れると嬉しいです」というお言葉をいただき、ここから複業人材とともにどのように稲城を変えていくのかという議論が始まりました。

2. 現場主義~稲城を知るということ~

最初に市長とお会いした2021年からの1年間、私はあることを徹底しました。

それは、まちの担い手に会いに行くこと

市議会議員、役所職員、三セク、地主、地域の事業者など稲城市の課題に向き合う様々な方々に会いに行きました。

そこで出た課題をもとに行政からどのようなアプローチが必要になるのか、そこでできる複業人材の価値はなにかを必死に考え続け、職員さんと何度も対話を重ねました。

他にも市内に住む若者としての私ができることとして、SNSを通じてマスコットキャラクターの認知度調査をおこなったり、地主に直アポをとって商店街近郊の調査をして、1年間で稲城市のこれまで見えていなかった稲城を知ることができました。

3. 職員さんと稲城の未来を描く

一番苦しんだのはここかもしれません。

市長との2回目の面会後、実際にどこの課とどのような課題に対して取り組んでいくのかという話になり、企画部を中心に各課への呼びかけが始まりました。

細かな事務調整での打ち合わせ以外は現地(市役所)でコミュニケーションを取り、8つの課の方とお話をさせていただきました。

かなり多くの課が前向きにとらえていただき、話を進めていったのですが、他事業との兼ね合いもあり次々に断念。理由の多くは、

「取り組んでみたい気持ちは山々だけど、通常業務との業務量の兼ね合いが心配で、、、」

この言葉が一番悔しかったです。
それは複業人材を採用後の未来を解像度高く描かせることができなかった証拠だからこそ。解決できると思っている課題が目の前になるのにそれをどうすることもできないもどかしさ。何度も何度も悔しい思いをしました。

そうこうしているうちに気がついてみればほとんど全ての課が断念。

諦めかけたその矢先。

希望を感じたのはそれからまもなくでした。私の話を聞きつけ「一緒に稲城のためになにかしたい」という若手職員さんと出会いました。

その方は現状の稲城の抱える観光課題に難しさを感じながらどうにかしてやりたいと熱いハートを燃やしている方で、何度も稲城の未来について語り建設的かつ現実的な議論を交わしました。
そしてようやくプロジェクト設計というゴールまでたどり着くことができました。

稲城市の仲間を募集しています。

私のこの事業に参画したときからの夢である稲城市での複業募集が始まっております。

市内レジャー施設を生かして稲城市の観光施策を考える、他にはない最高のプロジェクトです。

稲城市の未来をともに描く仲間を募集します。


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