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淡路島プチ移住から学んだ地方暮らし

こんにちは。うっしーこと犛山創一です🐮

1ヶ月も前のことですが、12月の初週の1週間、淡路島にプチ移住をしてきました!

今回は生粋の都民である僕が憧れの島くらしの学びを発信したいと思います!
※淡路島の魅力も書くと長すぎるので、今回は経験から感じた学びに留め、魅力はまた別の機会に発信します!

組織づくり

淡路島生活2日目。(実は僕の21歳の誕生日でした。わーい。)この日は地域の事業者さんとの打ち合わせ!
東京生まれ東京育ちの僕からするとなかなかない機会で少し緊張してました笑

株式会社淡路島パルシェのGMの方とお話をさせていただき、地域事業者の課題について深く伺いました。

中でも一番の課題が変化を恐れない組織づくりだという。

なるほど、いかにも日系企業にありがちな課題だけど、組織規模があまり大きくない会社において組織づくりの課題とは一体どういうことだ?

深ぼってみる。

コロナにより観光業界は変化を余儀なくされてしまったため、それに伴い観光事業の経営方針を再考し、新規事業や施策をたてていかなければいけない。しかし、地域のために頑張りたいと気持ちはあるものの、現体制の変化を恐れ、ことの成り行きに身を任せてしまっている現状がある。理想と現実のギャップに苦しんでいる事業者が多いと話します。

今回の打ち合わせでは当該事業におけるインターンの設計だったので、当該状況を人の力で解決するソリューションを提案しました。学生インターンなので人材の要件定義をするところまでは至らなかったが、学生のインターンでもなんでも今の地域事業者に必要なのは変化を恐れない環境整備。そのためには、フレッシュで意欲的な学生の存在はたとえ実効性が伴わない可能性があるとしてもお金を出してでもやりたいビジネスなのだと思いました。

ここで漸く理解!

課題としていた組織づくりとは内部の組織づくりではなく、外部のステークホルダーも巻き込んだ組織づくりだということ。仲良しこよしで経営はできないことを理解しつつも従業員を触発する機会や手段がない。ノウハウをもった優秀な人材だけでなく、学生などのフレッシュな人材も貴重な人材として求められているのだと。

そしてそれはスポットでも大きなバリューを発揮する。外部人材の意識改革が長期的な経営課題を救う。

Timeeがスキマバイト募集だけでなくの採用媒体としての機能もあるように、インターンや複業などによる短期的な関わりであってもそれが長期的事業成長のきっかけになりうると可能性を感じました。

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ないものねだり

淡路島生活3日目には県立淡路高校の探究(僕の高校時代は総合)の授業にお邪魔させていただき、ワークショップを開催しました。

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「10年後の淡路島はどうなってほしいか」

このテーマに対して、高校生が4,5人のグループに分かれブレインストーミングの手法を用いて、自らが生まれ育った淡路島の"ミライ"を構想しました!

生徒たちの活発に飛び交うアイデアを横目に僕はフレッシュな気持ちで会話の行く先を見届けていました。

「電車がほしい」「バスや船の本数を増やしてほしい」「USJみたいなテーマパークができてほしい」

みんな今地域に抱えている不満や利便性に関する意見が多かった。

中でも元気のある女子生徒は付箋いっぱいに「マッチングアイランド」と書いていた。

「なにそれー??」と興味深く聞いてみると、若者の活気あふれる島にしたいという想いから島内でカップルを創出する仕組みがほしいとのこと。

その女子高生5人は面白おかしくふざけていたみたいだけど、こういうキャッチーなアイデアは高校生ならではの視点だなあと正直感心してしまった。

ないものねだりがアイデアの源泉

アイデアの源泉には人の欲や痛みがある。もっと強欲になることも必要だと感じました。

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▲その5人組のうちの一人が書いてくれた僕の似顔絵
(めっちゃかわいくないですか??もうInstaのトプ画にしてもうたわw)


幸福度

淡路島は時間の流れはゆっくりだが、一日一日はあっという間。

島民には独特のリズムがあり、都会育ちの僕にとってはのんびりしているなと感じるものの、後から振り返ると一日があっという間なんです!

今日は淡路高校に行っただけなのに、一日が終わっている、、、みたいなw

これは一瞬一瞬を大切に生きている証だと思います。

僕の都会生活はなにかのための行動(目的行動)に費やす時間が多すぎる。

・出社するための通勤時間
・腹を満たすための料理の時間

ただ本質は違う。

別に目的行動に費やす時間が増えることは悪いことではない。むしろ大望を抱くものにとっては欠かせないことだ。

しかし、目的行動をただ目的行動として捉えている自分の思考が間違えているだけなのだ。

では、その思考捉え方を変えてみよう。

・出社後すぐに仕事を始めるための内省の時間(whatを付与する)
・家族に美味しいご飯を食べてもらうための試行錯誤の時間(whoを付与する)

日々の行動にワクワクする目的を付与してみる。

確かに未来の成功のために今を苦闘することは大切だし、やらなければいけないと思います。しかし、それを苦痛と捉えているのは自身の色眼鏡であり、それさえも楽しむことが都会でせっかちに生きる若者が日々を充実させるために必要だと感じました。

一杯のコーヒーを挽く時間を無駄な1分と捉えるか。それとも豆を挽く音を楽しみ事業者に感謝の念を抱くか。

たかが1分、されど1分。


この経験からひとつある行動を変えてみました。

3週間前のことですが、これまで1000円カットだった散髪を10000円かけて美容師に切ってもらいました!
これによりカットの時間の捉え方が180度、いや、さらに1周回って540度変わりました!

最低限身なりを整えるために必要な無駄な時間

鏡の先のかっこいい自分に会うための楽しい時間

ややナルシスト気味ですが、これまで1000円カットの時間をすべて睡眠時間に費やしていた自分からするとかなり驚愕です。
人生で初めて美容院に3時間もいましたが、全く苦痛ではありませんでした。


最後に

拙い(もはや汚い)文章でここまでぶっとばしてきましたが、そもそもなんで淡路島に行ったのかということをまだ話せていませんでしたね。(論理崩壊w)

今回の淡路島移住は、「淡路ラボ」の力になりたいと思ったことがきっかけです。

淡路島には「淡路ラボ」という島内にワカモノの活躍の場を創出しているワカモノの団体があります。淡路島が好きで全国各地から移住した大学生を中心に運営している団体ですが、大阪万博に向け100のプロジェクトを立ち上げ地域のために活動している非常にパッション溢れる団体です。

僕は「ヒト」に共感して行動するタイプなので、彼らの今後の活躍にも期待をしてください!

▲淡路ラボ公式Twitter


これからも地域をメインに活躍する人の挑戦する機会を最大化するために奮闘します!

2022年あけましておめでとうございます!


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