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【はかせ日記】22/1/19 小泉今日子様のお芝居を観劇。青山スパイラルホールへ。演劇に殺られる。青山から新宿まで散歩。

博士の悪童日記 2022年1月19日水曜

5時半起床。

日記を書く。

モーニング。
目玉焼きに醤油と間違ってごま油をかけてしまう。

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原稿を書く。
noteが時々、向こうから褒めてくれる。
励みにしよう。

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1万3千回もスキされている!!
嬉しい。

ランチ。

久々の腸活発酵MIXを復活。

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今日はキョンキョン様の舞台。
青山へ向かう。

「キョンキョンのお芝居見に行きます?」
「絶対に行く!」
の二つ返事で、チケットを押さえてもらっていたが、 
内容までは把握していなかった。

ミネオラ・ツインズ。

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公式のページより。

見かけは全く同じでも、
性格は正反対の双子の姉妹マーナとマイラ。
かなり過激で、ちょっとキワドい運命の姉妹が、
激動の時代を駆け抜ける!
ピュリッツァー賞受賞作家
ポーラ・ヴォーゲルの快作が日本初上陸!

1950年代から1980年代の激動の時代に、
女性たちが何を考え、
何を体験してきたかを痛烈な風刺を込めて描いた、
痛快で挑発的なダーク・コメディ。

作者ポーラ・ヴォーゲルは、
主人公の一卵性双生児の姉妹を、一人の女優が、
カツラと衣装をめまぐるしく変えながら
演じ分けるよう戯曲に指定しました。
そして、
「常にホルモンの影響による興奮状態で演じて欲しい」とも…。

Story あらすじ

舞台は、ニューヨーク郊外の小さな町ミネオラ。

一卵性双生児マーナとマイラ姉妹(大原櫻子)は、
全く同じ容貌なのに性格は全く似ても似つかず、
お互いを遠ざけながら生きてきた。

始まりは1950年代。

核戦争の恐怖が日常生活にも蔓延るアイゼンハワー政権下。
保守的な女子高生マーナは、
結婚こそが輝かしいゴールだと、すでにジムと婚約中。
一方のマイラといえば、世間の常識なんかクソくらえの反逆児。
男の子たちと“発展的”交際を広げている。
そんな評判が耳に入る度、お堅いマーナのストレスは爆発寸前。
ある時、素行の悪いマイラを諭そうと、
マーナに頼まれたジムがマイラの元へと向かったのだが…。

時代は飛んで1969年。

ベトナム戦争の泥沼にあえぐニクソン政権下の世の中。
“良い子”マーナと10代の息子ケニーが銀行の列に並んでいる。
ラジオからは、過激な反戦運動に身を投じたマイラが、
ついには指名手配の逃亡犯になったニュースが流れてきた。
ところが、不仲だったはずのマーナは、
その銀行でマイラのための逃走資金をおろし、
息子ケニーをマイラの隠れ家へと向かわせようとしていた…。

一体、マーナの真意はどこに?

そして場面は、20年一気に飛んで1989年。

パパ・ブッシュ政権下の世の中へ。
ラジオからは番組DJの声が聞こえる…。

「言い返せ!やり返せ!咬みつき返せ!」
その声の持ち主は?
ジェンダー、セクシュアリティ、人種、格差…
時代と
価値観の変遷の中で、
真逆の道を歩んできた双子姉妹が見る夢は…?

マーチン・スコセッシ的な
アメリカ現代史を辿る映画が大好きな
ボクにはどう見ても好みだ。

これ以上は情報を入れないでおく。

12時40分、高円寺駅で
チケットを手配していただいた
火消し娘さんと待ち合わせ。

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電車も、
「もう、ひとりで行けるもん!」なのだが、
導線はお任せして、新宿駅、原宿駅で乗り換え。

原宿駅舎の窓から見えるビル。
「え、あそこでバンクシー展をやっていたのか!」
地べたからではわからない高層だった。

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ビルの高さに気が付かなかった。

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階段は都会のアスレチックジムだ。
エスカレーターは使わない。

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表参道駅。

スパイラルホールへ。

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開演まで、まだ時間が会ったので
青山通り周辺を散歩。

ほぼお隣に出店した珈琲店。
色使いがたまらん。

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通り沿いにこんな巨大ビルがいつの間に。

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 しかし、麓から見ると、ますますでかすぎる。

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百瀬博教さんが住んでいたマンション。
すっかり綺麗になっている。

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20年前は毎日のように通っていた、
青山第一アパート。
懐かしさがこみ上げる。

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青山通りのタイ料理。

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青山通りの鍼治療。

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一周して、スパイラルホールへ。

1F。入り口の美術展。

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二匹のトラが良いね。
ボクとママは寅年の年男年女なので欲しくなるが、
値段を見て断念。

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スロープを登る。

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文房具売り場。
スクエア(四角)フェチにはたまらん配列。

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青山スパイラスホールの想い出が走馬灯のように駆け巡る。
在りし日のポール牧さんと一緒の舞台。
百瀬博教さんのパーティもここで開催したなー。

2004年03月06日
テーマ:Blog

朝8時起床。青汁、お粥。

ホームテスト93点など、家仕事こなした後、
15時半、青山スパイラルホールへ。

「百瀬博教・誕生会&時間旅行トークライブ」
と題して、400人の客入れして、
イースト仕切りの「朝日ニュースター」のライブ収録。
客席には、業界要人も多数。
オフィス北野より、伊従マネも。

生島ヒロシ司会、
浅草キッド、小池栄子、谷川貞治、
隠しゲストのボブ・サップ、
が、順次トークゲストに登場。

入り時間になっても、肝心の御大現れず、
ぎりぎりになってリハーサルに。
ライブでも実に余裕綽々。

今回は、舞台が中央に設置され、
客席が取り囲むように。

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南ブロック5列から観劇。

14時開演。
90分の舞台。

堪能というか没入。
90分はあっという間だった。

エンタメは100分以内に。
ボクが何時も言っているが、
自分が演者、演出では守れない鉄則。


キョンキョン様は客演だが、
たっぷり出番あり。

大原櫻子さんは、
歌うものだと思っていたが、
歌うことが無かった。

ひとり2役の出ずっぱり、
ふたりの人格を完全に体現し、
繊細に、そして堂々と演じた。

「この子は天才なのだなー」と。
彼女は「令和の大竹しのぶ」だ。

二人共に、
中央ステージだから、
四方八方からの
客席の視線を吸い込み、
体に取り入れ、
役者のオーラとして反射させ続けている。

髪の毛から爪の先まで演技をしていて、
身体性の高い芝居だった。

どうすれば
ああいう領域で演技が、
出来るようになるのだろうと、
出方として、思い続けた。

キョンキョン、
『あまちゃん』の時もそうだが、
もはや若い女優さんと共に時間を共有し、
優しく見守る守護神のような存在感だ。

ふたりの女の一生を描いた作品なので、
八嶋智人さんも的確な抑えた演技。

演劇にしか出来ない表現が
現実が夢のように展開する。

演劇には殺られる……。

終演後も、
しばし、自分が日本に居ないまま、
アメリカに居るような気分が続く。


ロビーにはサインが。

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大原櫻子さんの本を購入。

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スパイラルホールの窓から広がる風景。
あの建物は何だろう?

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電車で帰るのでは、歩き足らない。
もっと歩きたい。

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ギャラリーの人だかりを発見。
明日からの展示らしい。

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どうやら、世界的な画家のようだ。
呼び止められる。


82歳のパフォーマー兼画家。
中島由夫。
スェーデン在住。コブラ派の画家。


日本では埼玉近代美術館、日動美術館、
人間総合科学大学などで作品が展示されている。
海外ではアントワープ美術館、
ストックホルム近代美術館、オークランド美術館、
ベルリンナショナルギャラリー、
ニューヨーク大学など
世界中の100箇所以上にのぼる場所で作品が展示されている。

主な作品 - 「サンセット サンライズ」、「グリーンサン」、
「もうひとつの太陽」、「白夜」、「北国の春」、「太陽の光」、
「光の花」、「地上からの愛」など。


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「明日からの個展だから見ていけ」
と実にフランク。

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「君たちは美大生か?」
「いえ、もう60歳になる芸人です」
「俺は82歳だよ。これが若い頃」

一緒に写真をとっていただく。

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大聖堂。

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 建物が全部良い。

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原宿通りの牛屋。

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原宿通りに、
昨日の前田日明を超える大男、現る。

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交差点のポスター。

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ブラウン管の向こう側。
カッコつけた漫才師。

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原宿を通り過ぎて明治通りへ。
横道。

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新宿駅まで歩き続ける。

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あちらこちらで建設中。

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新宿駅のカレー店。

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作って頂いたPOPにサインを入れる。

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駅。

最後の階段。

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ホームでは撮り鉄だ。
完全に森田芳光映画の影響。

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入る瞬間、出る瞬間。

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高円寺帰宅。

資料読みを続ける。

10時頃、気がついてツイキャス。
給食の想い出を語っているうちに、
エコーズの「ビジター」
数十年ぶりに思い出す。

♪ 給食のパンを届けに来る、
 君だけが頼りさー

グッと来る。
最期は録画を消し忘れ、
そのまま寝落ちした様だ。

起きてからは睡眠バスに乗り遅れ、
就寝は2時頃に。

いとうせいこうみうらじゅんご歓談。
最新回を聞いていたら、ボクの話だった。

こちらこそありがたいのに。

明日は、YouTube博士の異常な対談で、
いとうせいこうさんをお迎えする。








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