【はかせ日記】21/12/15 「小杉湯となり」で全集中。歯医者。アル北郷とルーティン散歩昔話。師・ビートたけしに想いを馳せる。ゾマホンとの遭遇。寿司銭湯読書充電。

博士の悪童日記　２０２１年１２月１５日（水曜）

７時起床。出遅れた。

日記を書くが、昨日分の量が多くなり、
アサヤンVOL・２６のLIVEを挟んで、
前編、後編に分かれる。

１１時、第一食目。

こんにゃくソース焼きそば。
もう完全にコツを掴んだ。
味変を効かせて、濃い辛いソース焼きそばだが、
改善の余地はわかっている。

充電のため外出。

アド街ック天国。

駅前の文禄堂でチェック。
そう言えば、昨日は手渡し分を切らしてしまった、
ここで自著を買った。

文庫もチェック。

唯一のサイン本書店販売をしている、
『藝人春秋』１の文庫も売れている。

そう言えば、
５日前、淀川美代子さんの訃報に接した。

『ａｎ ａｎ』「オリーブ』を立ち上げた
伝説的編集者だ。

面識のないまま、彼女がボクの『藝人春秋』を
激賞してくれたことは、
当時、どれほど励みになったことか。

淀川美代子さん、光栄の極みです。ありがとうございます！励みにします。RT @yodogawamiyoko 眠れぬままに「藝人春秋」（水道橋博士）を。巧みで絶妙な文体も好きですが、何よりも密かに流れるセンチメンタル感、、それが好き！

— 水道橋博士（浅草キッド） (@s_hakase) June 4, 2013

８年前のことか。

対談の話もあったが、
そのまま流れたままになった。

お会いしておくべきだった。

ボクの本は、
昔から一定の男性読者が居ることはわかっているが、
女性読者も獲得できるのだと自信になった。

そしてもうひとり。最相葉月さんの書評も。

絶対音感の著者からのお墨付きは自信になったなー。

最相さんは、
『藝人春秋Diary』をどう読むだろうか。

〜などと書店で感慨に浸っていた。

昨晩、ラム串を食べていたら、
インプラントが抜けた。
もう何回抜けているだろうか。

酒場の芸人ノリで、
後輩に食べられるところだった。

はっとり歯科へ。

歯を覗いた先生が、
「ちょっと舌の色が黒いね。
大学病院で見てもらった方が良いです」と。
舌を抜かれるのか、俺。

２０日までは病院に行けない。
そもそも体調不良でスケジュールがこなせなくなるのは、
芸人としては申し訳なくなる。

２０日の人間ドックまではもってくれ。

ちょうど、松尾貴史さんが、
肺塞栓症で緊急入院して、
主演舞台が中止に追い込まれている。
きっと、悔しいことだろう。

町中でドルフィン捕獲。
キリンとワニとドルフィンが今の捕獲対象。

だいたい、ドルフィンって親子風なのだが、
理由があるのかしら。

道祖神・テリー伊藤さん。
赤帽子が似合う。
もはや二代目・カーネルサンダース襲名の日は近い。

小杉湯の一番風呂を求めて、
開店前なのに行列。

『小杉湯となり』
に入って明日に向けて、
全集中の充電中。

後輩のアル北郷から電話。

先日のLIVEのＤＶＤを手渡したいとのこと。

ちょうど運動不足だ。

小杉湯前で１７時３０分から待ち合わせ、
互いの趣味である散歩へ。
いつもの大荷物背負わないで出たので、
体の軽いこと。

道の途中、自転車に乗ったゾマホンと遭遇。
最近、しばらく大統領候補であるベナンに
帰国していたとのこと。
北郷は、同じ事務所の仕事仲間だが、
ボクは何故かゾマホンにとっての神様だ。
（ボクはゾマソンを尊敬しただけだが、
偶然と出会いが重なって、
ボクがゾマソンの就職先に
たけしさんを紹介することなった）

マスクを外して、目の前がボクと分かると、
ゾマホンの熱き抱擁なのだが……。

だが長い……。
長過ぎる。
ソーシャルディスタンス的にも正しくない。
高円寺の小道で抱き合い続けるふたり。

なんとか北郷が引っ剥がす。

道中、殿の近況を聴き、
しばし、師匠に想いを馳せる。おいたわしや。

阿佐ヶ谷へ。
陽ので接骨院 阿佐谷本院に飛び込み。
水曜日は空いているとのこと。

北郷は太っているし、痛風持ちだし、
相当に鈍っていると思ったら、
肩凝りにすらなったことなく、
整体の類にも一度も来たことがないとのこと。
２０代の時から、たけし軍団傷痍軍人として、
椎間板ヘルニアを患い、何度も歩行不可能になって、
藤波辰爾の如く、名医を探して渡り歩いた、
ボクからみたら羨ましい。

北郷の甘いリアクション。
「顔芸とか出来ないタイプなんですよ」

体が軽くなったところで駅前の『ちよだ寿司』へ。
北郷はビールありでなのだが、
なかなか注文が進まない。
「あれ、寿司だめなんだっけ？」
「いえ、もう治りました」とは言っていたが、
そう言えば、生魚が食べられず、
殿の前で大失態した話を思い出した。

高円寺へ。道中、ツイキャスをオープン。
北郷は初体験。「これClubhouse でもないんですか？」と。
小杉湯廻りを３週、しかも「戦士の休息」などを歌いながら。
この近辺では「歌う徘徊老人」として俺は有名人だ。
最後に生歌「さよなら」、意外にも北郷、歌詞が入っている。
新たなるニセコースの生「イヤオー」で
今日も４５分ノルマ終了。
「花火もらえるのが嬉しいですねー」と。
イヤオウ教のカルト集団たちの祝砲を喜んでいた。

小杉湯へ。
北郷、イヤオウ教の修行である、
ノーモーション水風呂の最終解脱者だった。

湯船につかりながら、
昔、３人ぐらしをしていた頃の
くだらない話を思い出す。
俺が便秘症のお宮の松に
ペットの汚物のニオイ消し用の
服用薬を飲ませて、
お宮の松の放屁の匂いを北郷に嗅がせる係に
任命していた話。
すっかり忘れていた。くだらない。

銭湯を出て解散。

すぐに全集中に戻るが……
１０時でお仕舞い。

散歩が長すぎた。
まだまだノルマを達していない。

明日、初めて会う、ぱいぱいでかみさん。

街録chを再見。
いろいろ思うことがあるが、
年齢柄、もう父親の心境になるなー。

読書の積み残しが多々あるまま、
１２時タイムアップ、
明日BOOKSTAND.TV収録。
朝から起きてやる。