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英語学習と受験英語

 中学2年生くらいから英語の学習を自発的にしていた。学校の先生の勧めもあり、英検を目標に勉強するようになった。正直言って、他の科目の勉強はしてこなかった。国語も数学も、理科も社会もほとんどやらなかったけど、英語だけは頑張れた。

 なんでだったんだろう?いま考えてもすごく不思議だ。自分は留学経験もないし、当然に帰国子女ではない。
 
 英語を好きになるきっかけの1つは、学校の授業が楽しかったこと。小さい町の中学校だったため、英語の時間は30人ほどの生徒に対して教員が3名体制(!)だった。常勤の教諭と日本人非常勤講師、ALTという布陣でほぼ毎回授業が進められた。

 自分は「まだ知らないことを知りたい」という好奇心旺盛な人間であり、英語学習は割と手っ取り早くそれを満たしてくれる手段だったのかもしれない。
 中学1年のころは”coffee”のスペルが書けなくて何度も練習していたけど、中学3年では英検準2級を取得するまでになった。

 英検は、高校2年で2級を取った。高校時代は野球ばかりの生活をしていたが、行き帰りの通学時間には必ず英単語帳を開いて単語を覚えるようにした。
 中学までは、長文に難しい単語が出てきても注釈が載っていたのだが、高校ではそれがない。こんな単語知らねーよ!ってのが平気で長文に紛れ込んでいるため、意味を取れる英単語を増やしていく必要があった。

 高校3年の夏に部活が終わり、生活は受験勉強一本になった。それまではテスト前しか勉強してこなかったのに、1日10時間勉強する生活をした。
 受験勉強生活の後半はバテてしまったが、このころ人生で一番勉強した。大学受験の科目は3科目に絞り、英語・国語・政治経済で受けることにした。いわゆる「私文」である。

 私大の一般入試は英語の配点が高く、英語150・国語100・政経100だった。英語をやっててよかったと思った。受験英語はけっこう好きだった。長文読解で意味を取れて、正答できると嬉しかった。自分の成長が点数に直結するのが英語学習が好きな理由の一つでもある。

 (当時の)センター利用も出願したが、一般入試は明治と法政を受けた。早慶は最初から考えていなかった。東京六大学に憧れがあったので、どこかに入れればと思っていた。明治は落ちて、法政の経営学部に受かった。
 その合格発表を実家のパソコンで見ていたときは色々と複雑な気持ちがあった。うつっぽく、気分が落ち込んでいる時期だったためだ。志望校のひとつに合格が決まり、母が喜んでくれたのを覚えている。

 大学3年のときに就活用としてTOEICを受けた。いまから10年も前になる。初めて受けて720点だった。その後も何度か受けたが、しばらくスコアが伸びなかった。それでも、まあまあなスコアが取れたのは中学からの積み重ねが大きいように思う。

 社会人になってしばらく経ってから受けたTOEICでは760点だった。これが5年前。学生時代からスコアが伸びたのはかなり嬉しかった。無職時代もあり脳みそが衰えていると思っていたけど、英語の能力はある程度維持できていた。

 そして、今年の1月にまた受けた。775点。微妙に800点に届かない。まだまだ努力が足りないというか、学習を習慣化できていないことが要因だろう。リーディングの読むスピードを上げることと、リスニングは色々なナレーターの声質に慣れることが課題だ。

 どこかのタイミングで800点は必ず達成したい。そしたら850点、900点も視野に入ってくる。目標達成の期限をある程度決めたほうがいいのかもしれないが、自分を追い込んでしまうのは現状ではストレスになってしまうので英語学習をうまく生活の中に取り込みたい。

 自分は飽きっぽいし続かない人間ではあるけど、本当に好きなことや打ち込めることにはエネルギーを注げて頑張れる人間だと思っている。英語学習はそのうちのひとつ。これからも楽しみながら勉強していきたいな〜と思っている。

 ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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