見出し画像

分からない未来への不安

 4か月以上前に、書き出しだけを下書きとして保存していたブログの続きを書いてみることにした。途中までしか書いていなかったし、そのとき何を思っていたのか全く思い出せないのだけど(笑)

 当時の自分は、いったい何について書きたかったのだろう。きっと、4か月前の自分も考えを整理できていなかったんだと思う。ただ、「分からない未来への不安」は確実にあったし、それは今もある。

 抱えている不安は、紙に書き出したり人に話したりすることで整理されていくという。でも、なぜかあんまり書く気が起きない。その理由はなんだろう?

 いま、即興で文章を書いていて、手を動かしながら思いついたことを言語化している。不安を書き出したくない理由はきっと「不安に直面している自分に出会うのが怖いから」。

 不安ばっかりタイプしていたら、なんか不安になってきた(笑)でもきっと、そういうことなのかもしれない。不安を意識することが、より一層の不安につながっってしまう。ただ、「原因が分からず、モヤモヤしている不安」と、「何によって不安になっているか分かっている不安」とでは大きく異なるのは事実だろう。

 脳内に「未分類の不安ボックス」があったとしたら、その箱が溢れたときに感情が爆発して、もう無理!となってしまうような気がする。それを定期的に分類してあげる必要がある。解決できそうか、できなさそうか。解決できるなら、いつ、どうやって解決するか。解決できないなら、どう折り合いをつけるか。相手が絡むことなら、どうやって話し合うか。

 自分はきっと、その分類作業がとても苦手だ。いつも脳内がごちゃごちゃしていて、喜びや悲しみ、希望や絶望、その他いろいろがごちゃまぜになって脳内に保存されている。それらが相互に作用して良いアイディアが生まれることもあるので悪いことばかりではないのだけど、脳内の整理整頓をもう少しうまくやれるようになれば自分の余裕につながってくるかなと思う。

 不安について調べていたら、公認心理士の方の記事がヒットした。

 とても前向きなことが書かれていたので引用すると、

不安を知ることによって、不安と共存することができるようになります。不安はなくすものではありません。不安と適切な距離を取りながら、不安とともに未来の目標に向かって進んでいくのが人生なのです。

心理学者が教える「不安の正体とそのつきあいかた」
赤田太郎の仕事に役立つ心理学、2022年4月29日 

 「不安とともに未来の目標に向かって進んでいくのが人生
 なるほどな、と思った。不安があって当たり前だし、強度の低い不安感情は有益である。確かに、追い込まれてやる課題、仕事は異様に集中してできる。でもきっと、いつもギリギリでやっていたら心も体も持たないよね。

 一時期「アンガーマネジメント」なる言葉が流行ったけれど、「不安マネジメント」も必要なのかもしれないね。怒りの感情を感じる前には悲しみの感情があるというけれど、不安の前にはきっと何かしらの問題があって。

 追い込まれるような状況になるまでには、やるべきことを放置していたとか、連絡を怠っていたとか色々な原因があると思う。もちろん、そうなってしまった背景があると思うけど、できるだけ不安の要素を抱えないように一つずつ処理していくことが大事なんだと思う。

 自分の言葉で言うと、「未分類の不安ボックス」の容量をパンパンにしないこと。自分が体調を崩すときは、その箱が容量オーバーしてしまっているんだと思う。そうなると、行き場をなくした不安感情が日常生活にまで侵食してきてしまう。生活がガタガタと崩壊していく。それを防いでいくことが、これからの2024年でやっていきたいことかな。

 さて、今週から2月に突入。うるう年でプラス1日あるとはいえ、あっという間に過ぎ去りそうだ。さっき書いたように、目の前のことを1つずつ処理して、変なモヤモヤを引きずらないようにしたい。

 このブログの前半で「不安を書き出したくない」と言っていたけど、何かしらまとまった文章を書くと爽快感がある。ドーパミンがドバドバ出る感じではないけど、なんかやり切った感覚。お久しぶりの投稿になったけど、またこうやって書いていけたらいいなぁ。読んでくださり、ありがとうございました!良かったらハートマークのスキボタンをポチっとお願いします〜

この記事が参加している募集

#スキしてみて

526,651件

#振り返りnote

85,011件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?