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うちの味-タマネギがたくさん入った薄切り肉の生姜焼き

2023年4月9日の晩御飯。

息子から、食べたいので一品作るわ、と連絡があったので、気が楽に。
一品でも、あるのとないのでぜんぜん違う。
SNSで見つけて、前に作ってくれて美味しかったサーモンの漬けを作るそう。
ありがたい。

一品あるけれど、メインにはちょっと少なめかもしれない、と思いつつ、何を作るか考えながら電車に。

娘は今日は夕飯がいらないので、こういう日は娘があまり好きじゃなくて息子が好きなものがいいんじゃないかと思う。
好みの違いはすごくたくさんはないけれど、細かくはいろいろある。

乗り換え時間が今日も短いなと思いながら、急いで買い物。

青果売り場で半額になっているサラダほうれん草。
小松菜も同じくで、どちらも99円なので、3つずつ。
小松菜は煮浸しにしてもいいし、おひたしはみんな好き。
サラダほうれん草はベーコンを炒めたドレッシングにして温泉卵を載せるというのは娘がときどきつくるけれど、新タマネギと合わせてもおいしいし、今日使わなくてもいいので、安いときに買っておく。

精肉で薄切りの豚ロースを2パック。
ショウガは冷蔵庫にまだある。

野菜をどうしようか、サラダにするか迷いつつ、日持ちのする食材と言うことで、厚揚げを買う。
人気なのか、時間のせいか、最後のひとつだった。

煮浸しだと、小松菜より、みんな水菜が好きだよね、と思って、青果売り場に戻って水菜を一把。
まだ冷蔵庫にあったかも、とちらっと思ったけれど、覚えていなかった。

比較的余裕で買い物して、帰宅。

果たして水菜は冷蔵庫にあったので、古い方を出して新しい方をしまう。

メニュー的に野菜が少ないな。
煮浸しと迷って、水菜と、残っていたキュウリ1本、カニカマでサラダにすることに。

まずはショウガを擦る。
ボウルに直接擦って、料理酒と濃い口醤油を半々くらいでたっぷりめにいれたところに、薄切り肉を広げて入れていく。
広げたところで、焼いていると丸まってしまうんだよな、と思いながら、今日はわりときれいに広げていれた。

タマネギを剥いて、半分に割って、繊維と垂直に、半月になるようにカット。
小さくて1個ではちょっと物足りない感じになったので、もうひとつ。
切ったのはバラバラにして、ボウルにいれて、手でざっと混ぜる。

豚肉も、やっぱりちょっと足りない気がして、もう一パック入れてしまった。
たぶん食べきるでしょう(息子が)。

生姜焼きの材料はいったん置いて、サラダ。
水菜を洗って3センチくらいに切って、ガラスボウルに。
キュウリは斜めに薄切りにしたあと、細切りにしてこれもボウルに。
目指すのは水菜と同じ太さだが、そこまでは難しい。
カニカマをパックから出して、ほぐしながらガラスボウルに加えていく。
これはマヨネーズとレモン汁、リンゴ酢で和えるので、食べる直前までそのままおいておく。

生姜焼きを焼き始める。
サラダ油をひいて、温めたフライパンに肉を広げながらフライパンに入れていくが、薄いのをお箸で扱うのできれいには広がらない。
まあ家庭料理なのでそこまでこだわることもあるまい、と勝手にいいわけしつつ、フライパンいっぱいにおいていく。
タマネギはまだ入れない。
そのまま中火で放置。

オマケのトマトをカットして冷蔵庫へ。

生姜焼きは、けっこう放っておいても大丈夫。
できれば焦げ目をしっかり付けたいけれど、このやりかただとあまりつかない。水分が多いから。

片面しっかり目に焼いたところで、お互いくっついた肉をばらばらにしつつ、ひっくり返していく。
ちょっと焼いたら、ボウルに残っているタマネギを汁ごと投入。
ふたをして、しばらく放置。

こうやって焼いても薄切り肉って丸まるよね、と息子に言うと、こないだ自分でなすと合わせて作ったときもやっぱりそうなった、薄切り肉だからしょうがないよね、と。
自慢げに写真三枚送ってきた日のメニューのひとつに、冷蔵庫に残っていた豚肉と茄子をなんとかして、と頼んだのがあったけれど、休みの日だったので三品珍しくがんばった日。
私は泊まりで食べられなかったので、今度作ってもらおう。

電子レンジをあけたら、昨日の夜作った、ササミのチキンサラダのササミが、ふたつ残っていたのを発見してしまった。
冷蔵庫に入れるつもりが忘れてしまったもの。
稀にこういうことがあって大反省なのだけれど、今日は涼しかったから大丈夫だよね?というと、息子が、火入れよう、と言う。
塩とニンニク少ししか味付けしていないので、ちょっと変えようかなと思いついて、生姜焼きを混ぜるのを変わってくれたので、小さいフライパンにごま油少し、おろしニンニク、酒、濃い口醤油を入れて、そこにほぐしたのを入れて少し炒める、というか煮る、というか。
最後に冷蔵庫をのぞいたら、子ネギの小口切りが残っていたので、それをどさっとかけて一品にした。

写真の菜箸は夫がたぶん無印良品で買ってきてくれたのだけど、先が太すぎて、ちょっと使いにくいだけでなく、こうやってみると、どうも先を間違えて使ったような気分にいつもなる。

生姜焼きや薄切り肉で作ると、生姜焼きっぽい感じの見た目にはならないけれど、柔らかくて美味しい。
実家の生姜焼きはなぜかいつもタマネギが入っていたので、私もそうやってつくっている。うちの味。

息子作のサーモンはご飯が進む。
美味しかった。
晩ご飯いらないと言っていた娘も、帰宅後にこれだけは食べるでしょう、ということでとりわけに。無事、ぜんぶおなかにおさまった。ごちそうさま。

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