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絵本#8 きょうはそらにまるいつき

こんにちは.双子を含む子供3人を育てながら研究者をしている「すい」(@suirigaku)です.

子供たちと絵本を楽しむ過程で親目線でも感じたことを書いています.今日は荒井良二さんの「あさになったのでまどをあけますよ」と「きょうはそらにまるいつき」について書きます.

子供たちが成長して親の言葉が素直に届かなくなったとしても,子供の頃に読んだ絵本が彼らの心を支えてくれるといいなと願っています.今日紹介する2冊はそんな想いにピッタリの絵本です.

きょうはそらにまるいつき

「きょうはそらにまるいつき」では,帰り道のバスの中やバレエの練習中など, おもいおもいに過ごす人々が空を見上げて丸い月を見ているようすが描かれています.
 読み聞かせながら外国で一人で過ごしていた時期に,月を見ながら家族や恋人を思い出していたことを思い出しました.言葉をどんどん獲得している長男は, 保育園の帰り道に満月がみえると「きょうはそらにまるいつきだね」と絵本を思い出していったりします.大きくなった長男が遠い場所にいても,月をみて大切な人を思い出すきっかけになってくれるといいななどと妄想しています.

あさになったのでまどをあけますよ

「きょうはそらにまるいつき」がとてもよかったので同じ作者の「あさになってのでまどをあけますよ」も手に取りました.街や山や海辺などさまざまな場所で朝を迎えて窓をあける人々が描かれています.これを読んでから「あさになったのでまどをあけますよ」といって長男を起こすと,楽しそうにカーテンを開けるようになりました.これからも気持ちよく朝起きる合言葉にできたらなと思っています.

おわりに

言葉をどんどん吸収していく時期に絵本の読み聞かせを通じてお守りになるような言葉をおくれたらなと思います.

千葉市美術館で企画展もやっていますのでお近くの方はぜひ!

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