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自己受容の落とし穴


「自己肯定感を上げるためには
まずはどんな自分も許してあげよう!」

「どんな自分も責めない!」

「自分を受容することが大切だ!」

今日は、これの落とし穴にハマっていたお話。



自分を受け入れるっていうことは、
どんな自分のことも好きでいるっていうこと。

例えば、怠け者の自分。
例えば、せっかちな自分。
例えば、ねちっこい自分。

そんな自分も好きになろう。
好きになろう。
好きになろう。

なれん!!
そんな自分普通に嫌!!!

みたいなのが、自己受容失敗パターン。


それのどこがいけないかというと、
「自分の欠点を好きになれない自分」を許せていないということ。


頭がこんがらがりそうだけど、
つまりは受容ってどこまでも奥が深くて

まずは、「どうしても自分を受け入れられなくて、グジュグジュ落ち込んでる自分」にOKを出すことから始める必要があった。


嫌いだと思っている部分を好きになってあげられるのは、それをした後なのだ。


「今日も自己肯定感を高められなくて
昨日までのまんまの自分だった…」

それでOK!!!

つまり、もう「何でも良い」という域に達する必要があった。


「元彼を引きずってはいけない」と思うのは良くないから、
「元彼を引きずってもいいよ」と受容したいけど、
でもやっぱりいつまでも引きずってはいたくないし、ああで、こうで…。

と、考えているグチャグチャした自分で、OKなんだよ。むしろそれが正解なんだよ。

そんなふうにすべてを受け入れる。


考えれば考えるほど、頭がこんがらがるけど

ひとまずは、
自分を嫌いな自分でOK!
自分を責めちゃう自分でOK!

から始めるほかない。


外側から、外側から否定をやめていくことが

いつか内側の深いところまで自分を許せるようになる、唯一の道だったのだ。

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