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無職だった私が婚活で主人と会い17年間の結婚生活を送っている話 余談

いい話だと感じている読者の方もいらっしゃるでしょうが、婚活中に「顔がタイプではない」「オシャレではないから嫌だ」と断る人もいることでしょう。

正直なところ、私自身、最初は夫に男性としての魅力を感じませんでした。

東京の美術短期大学でファッションデザインを専攻し、表参道に本社を構えるアパレル会社に勤めて新宿のデパートで洋服販売していた私にとって、自分をスタイリングすることは重要でした。

夫は運転が楽だという理由で、最初のデートに安価なスニーカーのかかとを踏んで現れました!

「スニーカーのかかとを踏むなんてあり得ない!昭和のヤンキーか!今は平成だよ⁉︎」

私は心の中で叫んでいました。

平静を保ちながら、「スニーカーのかかとは踏まないほうが好きです。よかったら、一緒にスニーカーを買いに行きませんか?」と提案し、お買い物デートを提案しました。

さらに、夫は最初のデートに張り切って、ドラッグストアのブリーチ剤で自髪を茶色に染めてきました。

「方向性が違う!」私はまた心で叫んでいました。

「元々の黒髪が十分オシャレです。無理に自分でカラーリングしなくてもいいと思います」

夫は黒髪に戻しました。

初めて会った時の夫は、まるで山の走り屋そのものでしたが、私の好みを素直に聞いてくれて、感謝しています。

長い時間を一緒に過ごすほど、好意を持ちやすくなるという研究結果があります。

婚活を頑張っている方へのアドバイスとしては、生理的に無理でなければ、何回かデートしてみるのも一つの手だと思います。

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