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ハッピーを感じる脳みそセンサーはどこ?

何してもハッピーって思う瞬間がない。小学生の時、今日が終われば親に本屋連れてってもらってちゃおとなかよしどっちも買ってくれるみたいな気分、あれ以来味わってない。私の脳ってクソバカなのか不幸にばっかりピント合ってしまうし、不幸にしか反応しない。
残念すぎる。だから少しでもワクワクするような、心がときめきそうなことを探してる。

金曜日の仕事帰りに週末しか開いてない喫茶店見つけてちょっとワクワクしたり、でも私は「週末しかオープンしない喫茶店を見つけた自分」に酔ってる気がして一気に気持ち悪くなった。これもキモいし残念すぎる。どうしたもんか。自分、もう少し素直に生きれればいいのに。

海に行っても山に行っても、いわゆる心が揺れ動かされるような景色を見ても何も感じなくなってきた。
人間、色々感じるところは違う思うけど、ここで何も感じなかったら終わりだろうな、とか決めつけてしまうところもあるので、そういったしがらみに縛られている気もする。
でも最近、「ジョゼと虎と魚たち」という映画の妻夫木が微笑むシーンで急にタカが外れたように大泣きしてしまったので、一応何かに対してとんでもなく感情を揺さぶられるという機能は死んでいなかった、と安心した。
とにかく私が取り戻したいのは、この先何があろうとも今を生きている喜びを感じる能力だ。
起きるかわからない不安に毎日毎日押しつぶされそうになって、どうしようもなくなる日々にさよならしたい。

これは欲望だけど、普段はシュッとしていてシャープなかっこいい180cmのメガネ男子くん(私を抱きしめて眠る時だけ肉付きの良い巨漢になる)に私が泣き止むまでずっと全身の骨が折れそうなくらいフルパワーで抱きしめてもらえるイベントがあれば全てが救われるかもしれないなと寝る前にちょっと考えたりする。おやすみなさい。


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