【洋服】メンズファッションでおすすめしないサイトを挙げる【解説】

こんにちは、福岡でスタイリスト兼古着EC運営をしているスイです。

今回は今の時代、誰もが活用している通販について「ファッション初心者に向けた通販」サイトで個人的におすすめしないサイト2つを紹介するとともに、失敗しづらい服選びについても書いていきます。

おすすめしないサイト

最初に書いてしまいますが、
そのサイトとは『MEN’S FASHION PLUS』と『MENZ-STYLE』です。

このサイトから服を買ったことがある、買おうとしている方は気を付けましょう。両者ともに通販サイトのおすすめ記事で上位にきていることが多いサイト。

調べたところ、この2つのサイトはアフィリエイトプログラムに参加していました。ファッション系のアフィリエイターからすると願ってもない案件です。

彼らの目的はこれらのサイトを利用する人をお洒落にすることではありません。商品を買ってくれる人がいればそれで良いのです。従ってこのように上手く誘導するブログもあります↓

逆に売り上げや品ぞろえなど総合的に圧倒的なZOZOTOWNがおすすめに挙がりづらいのは、アフィリエイトを行っていないからというのが大きいでしょう。

数多のアフィリエイターが上記の2サイトをおすすめに挙げることで、なんとなく良いサイト風に見え、マネキン買いやコーディネート一覧といった正解を示すことで購入意欲を促進させる。

人は楽をしたい生き物です。マネキン買いやコーディネート一覧はそういった人に楽をさせるにはうってつけというわけです。

で、その肝心のマネキンとコーディネートがお洒落なら良いのですが、どうも怪しい。

最新のものでこれです。

ちなみに2020年のツイッターのバズツイートでもこの言われ様です。

リプ欄にも一部見受けられますが、もしこれを見て別にダサくはないんじゃ?と思った方は自分がかなり危ない位置にいることを実感した方が良いです。
これが如何に致命的なのかはトレンドについての話をすれば理解できるので以下でしていきます。

トレンドについて

10年前とワードローブがまるっきり一緒なんて人なかなかいません。
多くの方はなんだかんだ毎年新しい洋服を購入しているはずです。

何故新しい洋服を買ってしまうのか。その理由がトレンドにあります。

トレンドセッターが生み出した新しい提案にアーリーアダプターと呼ばれる層が食い付き最近だとインフルエンサーへ・・・そうして数年がかりで人のお洒落の価値観は変化していきます

だからこそバブル時代に流行したボディコンスタイルを現代で着ている人はいないのです。ノームコアもVネックもスキ二ーも短めのチェスターコートも然り。今こういった服装をしている人を見てお洒落とは言い辛いです。

(個人的な話でいえば今もIラインスタイルは大好きです。)

画像7引用元:pinterest

2つのサイトがやっていること

この2つのサイトに共通していることは数年以上売られているアイテムがあるということ。(様々な記事の内容、サイト内のレビューが古かったりとするので確かな事実です。)

MENZ-STYLEは× 流行を追いかける
〇 流行をデザインにとりいれるように、デザインをしています。

サイトを始めて訪れた方向けに書かれた文の一部抜粋です。

2021年現在のトレンドは70年代ヒッピースタイルのリバイバルであるフレアパンツや柄シャツ、タイダイ柄。数年前から続くビッグシルエットに加えリラックスサイズなどです。

MENZ-STYLEで売られているアイテムが如何にトレンドに即していないか解説

画像2メンズスタイルより引用

コーディネート一覧の中から最新のものを選んできました。

上から順に客観的に解説していきます。

ジャケットについて
ジャケットはスーツをイメージすればわかる通り長袖ですが、このジャケットは丈が7分で更に折り返しでチェックのデザインが出る仕様になっています。ただでさえ半端な袖にチェックの柄を使っているので幼稚な印象を与えます。

画像3メンズスタイルより引用

また身幅をかなり絞ったシルエットはトレンドからもズレています。
レビューに6年前のものがあったので少なくとも6年間は売られているアイテムです。

インナーのシャツ
こちらもジャケット同様に柄の入った半袖シャツです。

画像3メンズスタイルより引用

シャツもジャケットと同様に細見でジャストのサイズ感です。

画像4

画像5メンズスタイルより引用

柄について

スーツには「1柄2無地」の法則があります。シャツ、ジャケット、ネクタイの中で一つ柄のあるものを選んだなら、他二つは無地にするというものです。
なぜ、そんな法則が存在するのか。それは単純にメンズスーツにおいて柄の扱いが難しいからに他なりません。

同様のことが普段着にも言えます。過度な装飾はコーディネートの難易度をグッと上げるため、扱う時は他のアイテムでバランスをとる必要があります。
このシャツのように複数個所に散らばった装飾は幼稚さと着こなしが難しいため、僕は選びません。

無地のシャツに寂しさを感じるかもしれませんが、着回しのしやすさは「無地>柄」です。ぜひ覚えておいてください。

こちらもレビューに6年前のものがあったので少なくとも6年間は売られているアイテムです。

パンツについて

画像6メンズスタイルより引用

パンツは丈が短くなるほどに幼稚な印象を生みます。小学生や、芸人の「ジャケットにあえてショートパンツ」のスーツスタイルのスタイリングなどを想像していただければ分かりやすいはずです。

今回のコーディネートでは7分丈が使われています。7分丈はフルレングスと違い素足との境界線が浮き彫りになることでスタイルは悪くなります。またすね毛も見えてしまうため清潔感に欠けます。

まとめ

MENZ-STYLEで扱っているアイテムからトレンドを取り入れる気がないことは明白です。これ以外のコーディネートについても概ね同じことが言えるため、1コーデのみ挙げさせていただきました。

こういったサイトでトレンドとは程遠い服を買い続けたとして、お洒落になれるわけもなければ無難にすらなれないことだけは約束できます。

失敗しないためにすべきこと

ここからは失敗しづらい服選びについて書いていきます。

まず一番に言えることはトレンドを意識するということです。これは上記に書いていることなのでわかりやすいかと思います。

何もトレンドフルな格好をしろというわけではありません。流行っているからと言って何も知らない状態でフレアパンツを履いてもダサくなってしまうのがオチです。

世間のトレンドを理解し、今の自分の年齢や髪型、スタイル、雰囲気に合うものを模索することが大事です。

(もちろんトレンドを超越したお洒落さんがいることは理解しています。)

またコーディネートを参考にする場合はまずそのコーディネートの投稿されている時期を確認することが必須です。いくらお洒落に見えても2010年のコーディネートを今着るとお洒落に見せることは難しいです。

そして、マネキン買いは推奨しません。リアル店舗の場合、売り出したい商品や目を惹くアイテムで入店を促したいなどといったお店の意図が組み込まれているためです。

最後に。
大事なのは考えることです。街で見かける人でお洒落だと思う人がいたならば参考にしてみましょう。

自分とどう違うのか、比較してみることや取り入れられる箇所はないか探してみる。そういったことから始めてみても良いかと思います。

別記事になりますがこちらおすすめです。


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読んでいただきありがとうございました。
また洋服についての記事を書きますのでよかったら見てください。

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