一日1作品 漫画『寄生獣』人という存在とは?

 今日は久々に読み返した漫画『寄生獣』について書いていきます。

寄生獣

地球上の誰かがふと思った 『人類の数が半分になったら いくつの森が焼かれずにすむだろうか……』 地球上の誰かがふと思った 『人間の数が100分の1になったら たれ流される毒も100分の1になるだろうか……』 誰かが ふと思った 『生物(みんな)の未来を守らねば……………』 突如飛来した寄生生物たち。彼らは人間の身体に侵入し脳を乗っ取り、他の人間を食い殺し始める。高校生・泉新一の身体にも寄生生物が侵入するが、脳の乗っ取りに失敗し彼の右手に宿ってしまう。自ら「ミギー」と名乗った寄生生物は新一と奇妙な共存関係になる。そんなイレギュラーな存在となった新一とミギーは寄生生物たちとの壮絶な戦いに身を投じる!(上記サイトより引用)


初めて読んだのは僕が大学生の1年か2年の時です。映画『寄生獣 セイの格率』が公開されるタイミングで、僕はこの漫画の存在を知ることとなります。
連載は90~95年までで、95年といえば僕が産まれた年なのでなんと25年前です。かなり昔の漫画ですが未だに根強い人気があり、寄生獣の裏側を描いた『寄生獣 リバーシ』という作品も現在連載されています。(作者の岩明均さんは原作として参加)

地球において人間は圧倒的な存在であり、生物界の頂点に君臨しています。でも、もしその生態系のピラミッドに別の種が君臨したならば・・・そのifを緻密なシナリオで10巻に描いています。

生物全体で見た時の人という存在について考えたことがあるでしょうか。人が地球のため、行ってきたことの本質は結局のところ人間のためでしかなく、生物全体でみれば全く別の見方ができるのではないか。この着眼点が今見ても色あせなく、主人公真一と寄生虫ミギーの掛け合いも面白いです。

新しい漫画を読み漁るのも良いですが過去の名作を読んでみるのもまた一興ですよ!

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