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#15 1日1映画『ターミナル』

#1日1映画
この企画は今年に入って諸事情で映画をほぼ毎日見ることになった男が、ただ見るだけではもったいないと思いnoteに感想を綴るようにしたものです。ネタバレもありますのでお読みの際はご注意を。今回で第15回です。

『ターミナル』

アメリカにあるジョン・F・ケネディ国際空港のターミナルから出られなくなってしまった男の話です。
監督はスティーブン・スピルバーグ。
主演はトム・ハンクス。「フォレスト・ガンプ 一期一会」や「アポロ13」、「グリーンマイル」など出演映画を軒並みヒットさせる演技派俳優です。最近では撮影のために訪れていたオーストラリアでコロナに感染し回復。同国に住みコロナという名前のせいでいじめにあっているという8歳の少年からのお見舞いの手紙に対し、スミス・コロナ社のタイプライターをお返ししするという粋な計らいがニュースになりました。

https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202004240000088.html

あらすじ

ヨーロッパの小国クラコウジアからニューヨークを訪れようとジョン・F・ケネディ国際空港に降り立ったビクター・ナボルスキー。しかし、飛行機の離陸中に自国でクーデターが発生、実質的に国が無くなってしまったことでパスポートが無効状態となってしまう。母国に引き返すことも、難民申請することもできなくなってしまったビクターは、乗り継ぎロビーに留まる他なくなってしまう・・・。

人は誰しも何かを待っている

空港という閉ざされた空港でただひたすらに何かを待つビクター・ナボルスキー。
初めはお金すらなくひもじい思いをしますが、彼の行動が少しずつ空港職員の心を惹きつけ気づけば皆から応援される立場に。ほっこりする笑いと少しのせつなさを備えた良い映画です。なぜ彼はそんなにもニューヨークにいくことに固執しているのでしょうか。ロシアのスパイ?テロリスト?真相は是非映画を見て確かめてみてください。

ターミナルについての小話

クラコウジア国は架空の国でトム・ハンクスが劇中で話すクラコウジア語は全てアドリブのようです。また映画の舞台である「ジョン・F・ケネディ国際空港」はテロ警戒のために撮影許可が降りず巨大コンテナにセットを作ったそうです。

空港といえば・・余談

今年はコロナの影響もあり今日からGWのところもあるようで。例年では人でにぎにぎしている空港も今年は閑散としているようですね。異常な今が日常になってしまわないよう、願うばかりです。とりあえず今はまだステイホームですが。。

S・スピルバーグ監督の映画ではコチラもおすすめ。実話を基にした話で、天才詐欺師がパイロットや医者に成りすましつつ大金を稼ぐ映画です。


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