軌道数９の基本性質～境界線を知る

こんばんは。
ピュタゴラス数秘リーダーYOKOです。

人生のテーマを示す軌道数。
今日は「９」についてです。

軌道数９のキーワードは

完成
明け渡し
手放し
慈しみ
信頼
平和
非個人的
感受性
境界線

１～８すべての人達を理解し共感したいと願い、世界の皆が平等で幸せである世界を目指している。

そんな高い理想を持ちながら生きている自分に気付いていないことも多い9番さん。

繊細な感覚を持ち、人の良いところをすぐキャッチ。勉強が好きで知識も豊富、視座が高く全体を見通す力も持っているので、まとめ役に抜擢されることも多い。

相手がどんなタイプの人でも、理解し共感しよう試みることが自然とできるので、一緒にいる人はとても心地良いのです。

そんな一見コミュニケーションが得意そうな９ですが…
実際に9番さんに伺ってみると、

「人との距離感がつかめない」
「空気を読むのが苦手」
「自分の気持ちがよくわからない」

などなど…あれ？そうなの？とこちらが驚くくらいに、自己評価が違っていたり、むしろ人付き合いは苦手だと感じている場合も多いのです。

９は確かに、人に共感し寄り添う力があるのだけど、それが過剰になると「自分と相手との境界線」がわからなくなってしまうようです。

相手の考えや感情が直感的に読み取れてしまうがゆえに、引きずられやすく、自分の気持ちなんだか相手の気持ちなんだかわからなくなってしまったり。

「楽しい？って聞かれても、よくわからない。周りが楽しそうにしていると、自分も楽しいのかなぁって感じ」

軌道数９の方がカウンセリングの時に仰ってたこの言葉が、まさに相手と自分との境界の曖昧さを象徴しているように感じます。

周りがいくら盛り上がっていようと、つまんないと思ったら遠慮なく冷めてしまうような私からすると、羨ましい気もするのですが…

9番さんからすると、周りに惑わされずに自分の気持ちがハッキリしている人の方が眩しく見えるようです。

人や場の空気を読み、細やかな心遣いができるがゆえに、ベクトルを自分へ向けることが難しいと感じている心優しい９番さん。私はあなたと一緒にいると、素のままで受け入れてくれる安心感があって、とても癒されます。

いつも外に向いているたくさんの感度の良いアンテナを、時には自分にも向けてあげてね。慣れない内は自分の気持ちを感じることが難しいかもしれないけれど、「感じよう」とするだけで変わってくるはず。

「楽しくない」「これは嫌だ」とかネガティブな気持ちに気付いてしまったとしても、その気持ちも大事な自分の一部。

あなたのことを、本心が見えないなぁと感じている人がいるかもしれないけど、あなたが素直に毒吐いたら、親近感が湧いてますます好きになっちゃう可能性大　笑

平等で平和な見方で周りとの壁を作らずに、世のため人のために自然と動ける9の質は、どんな規模のどんな場においても、とても貴重な存在。

大きな視野で大きな仕事ができる力がありながら、自分自分と自己主張をするのは好きではないところも好感度高いんだけど、もっと自分出しちゃって大丈夫ですよ！力あるの、バレてますから～笑

ちなみに、人との境界線をうまく引けずに苦労した経験を繰り返しした後に、逆に明快過ぎる線を引いている9の方も、時にいらっしゃる。正直、極端だな…と感じることもあるけど、9番さんなりの自分を大事にする手段なのかもしれないなと思う。

何はともあれ、私利私欲を持たず、世界の平等と平和のために惜しみなく努力できる９は私の憧れ。なんせ７はテーマが「内省」ですからね。自分のことばっかり考えているとも言えるわけで…真逆ですなぁ…

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