やりたい事なんてなくていい

本当に多くの人が誤解している「順序」

「最近、ほんとなんか無気力でさ~」「社内にロールモデルと呼べる人がいないんよ」みたいな発言は、みなさんも多くの場所で触れたことがあるでしょう。過去に僕もそんな発言をしてしまうこともありました。

でも、このことに気がついてから一切、上記のこと思ったり口に出したりすることが無くなりました。それが今からお伝えする「順序」のお話です。

誤)やりたいことが無い→だから行動しない、学べない

正)行動していない、学んでいない→だからやりたいことが無い

多くの人は一つ目で誤りと書きました順番で物事を捉えています。これは人間は誰しも何かを「やりたい」という欲求を自然に持っていて、どうしてか自分には不幸なことに激しくやりたいってことがないんだよね、という思考プロセスになっています。この思考プロセスが永遠にやりたいことが見つからない原因になっています。

そもそも人間の欲求なんて、睡眠職、食欲、性欲ぐらいしか基本的には自然に発生するものではなくて、成長欲とか金銭欲、ある特定の領域への興味とかは、日々行動していろいろなものや価値観に触れておかないと大きく育っことは無いことを自覚せねばなりません。

実は、いろいろな経験や感動をしている人ほど、いろいろなものに挑戦したくなったり、いろいろな人たちと、いろいろな環境で、まだまだやりたいことがあるという状況になっています。

つまりは、「やりたいことがない」「やる気がでない」という状況下では、それ自体を探すのではなくて、目の前にあることを全力でやる、他人に薦められたことを食わず嫌いせず興味を持つ、めんどくさがらず紹介された人に会ってみる、みたいなところが非常に大事なんです。しかも、何も考えずどっぷり浸かってみることが大事なんです。何も考えずにですよ!

本当に、今の仕事が究極につまんなくても、今の職場に魅力的な人がいなくても、別にどうだっていいんです。その目の前のことを本気でやってみたら、「意外と面白いやん」「なんか俺感動してる」「これ絶対いやだわ」「俺、この人の生き方無理だわ」みたいな、なぜか集中力が保てたり、予想外に心が動くシーンや反吐が出るほど嫌な気持ちに出くわします。この繰り返しによって、やりたい事、やりたくない事がようやくハッキリとわかってくるものなんです。

だから僕は、多くのキャリア面談や独立のセミナーで「やりたいことなんてまだ無くていいんです」「やりたいことが無いときは本気で何でも行動してればいいんです」「そうしてると見つかるから」という言葉を投げかけるのです。

今日は、「やりたい事なんてなくていい、動け学べ!そうしたら見つかる」というお話でした。

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