見え透いた下心

東京に上京してからというもの、単発バイトをしながら適当に生きている。

飲食店を中心に色々な所でバイトをしたが、この前行った居酒屋のバイトで、やっぱり地元に帰りたいなと思った。

まぁ、帰るんだけど。

お客さんの質、バイト先の人の質、東京ってこんな感じか…

居たのは、見るからにパパ活の女の子、チャラチャラした男の人、港区系の女の子、パパ活のおじさん、居酒屋デート中のカップル。
女の子だけに優しい店長と店員、勝手に自分語りをしてくる店員、個人情報をすごい聞いてくる店員。

人が好きだけど、嫌いな理由がこの時間の居酒屋に詰まっていた。


色んな人が居て、酔って、酔って、饒舌になるのを見るのは、嫌だった。

東京に居たくない理由が増えた。

お酒の席での、あからさまな下心のある雰囲気が、嫌で、嫌で、たまらない。

やっぱり、見え透いた下心がある人を見るのは、嫌だな。

こんなに感情や、雰囲気が、読み取れる人じゃ無かったら良かったのにと、どれだけ思ったことか…。

諦め。