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秋川ラ・フ―ガスさんの、パン食べ放題ランチ(前編)

 
 秋川にあるラ・フ―ガスさんは、「パン食べ放題のランチ」があるということ。ぼくはひょろっとして細いので、「食べ放題」には元を取る自信がありません。でも好きなパンなら7割くらいは回収できるだろうということで、とある曇天の日に行ってきました。とある晴れた日に、と書きたかったのですが、晴れの日はそうあるものではありません。
 

フ―ガス5

 
 五日市線の秋川駅です。ここの、栄えている側に降ります。
 
 駅前の通りを市役所の方に向かうと、すぐ滝山街道にぶつかり、そこを左折して小作方面に歩いていきます。スーパーのオザムをすぎ、ワークマンをすぎ、そしてローソンのある角を右折します。
 
 右折しても道幅は変わりませんが、街道でないので、車の通りは減ります。住宅地でマンションも建っていますが、なんとなく雰囲気が、牧歌的な感じに。
 
 道が下り、平井川が見えて、橋を渡ります。この道はひたすらまっすぐ行くと、福生駅にぶつかります。福生に住んでいたぼくは小学校の頃、よくこの辺りまで遠征してきました。この平井川周辺は当時、一面の田圃だったのです。
 
 でも今、田圃はなくなっていました。あの頃すでに福生市では多摩川沿いの田園(という町名)でも田圃がなくなっていて、川遊びが好きだったぼくは田圃を求めて遠征してきたのです。田圃の用水路を網でザッと救うと、20センチくらいのドジョウやザリガニ、小さなカジカやアブラハヤが捕れました。その生き物の豊富さに、心躍らせました。当時小さなドジョウは「ドジョウ」と呼ばず、「スナメ」と呼んでいました。
 
 その懐かしい平井川に沿って、ラ・フ―ガスさんの駐車場があり、奥に洋風の建物がありました。
 
 予約をしていなかったぼくは「ヒ偏にまだれ、その中が黄色の黄です」と名前を正確に伝え、平井川沿いをふらふらと散歩して時間をつぶしました。
 
 かなり待つかと思ったらすぐ呼ばれ、テーブルについてランチを頼みました。そして間もなく、パンが運ばれてきました。
  

フ―ガス

 
 山盛りです。
 
 横にあるのは、パンに付けるオリーブオイルです。画像では切れてしまいましたが、バターもあります。
 
 ランチなので、もちろんパンだけではありません。このあと、お料理が運ばれてきました。
 

フ―ガス9

 
 果たして食べきれるのか……。
 
(後編)へ続きます。

書き物が好きな人間なので、リアクションはどれも捻ったお礼文ですが、本心は素直にうれしいです。具体的に頂き物がある「サポート」だけは真面目に書こうと思いましたが、すみません、やはり捻ってあります。でも本心は、心から感謝しています。