秋川ラ・フ―ガスさんの、パン食べ放題ランチ(前編)
秋川にあるラ・フ―ガスさんは、「パン食べ放題のランチ」があるということ。ぼくはひょろっとして細いので、「食べ放題」には元を取る自信がありません。でも好きなパンなら7割くらいは回収できるだろうということで、とある曇天の日に行ってきました。とある晴れた日に、と書きたかったのですが、晴れの日はそうあるものではありません。
五日市線の秋川駅です。ここの、栄えている側に降ります。
駅前の通りを市役所の方に向かうと、すぐ滝山街道にぶつかり、そこを左折して小作方面に歩いていきます。スーパーのオザムをすぎ、ワークマンをすぎ、そしてローソンのある角を右折します。
右折しても道幅は変わりませんが、街道でないので、車の通りは減ります。住宅地でマンションも建っていますが、なんとなく雰囲気が、牧歌的な感じに。
道が下り、平井川が見えて、橋を渡ります。この道はひたすらまっすぐ行くと、福生駅にぶつかります。福生に住んでいたぼくは小学校の頃、よくこの辺りまで遠征してきました。この平井川周辺は当時、一面の田圃だったのです。
でも今、田圃はなくなっていました。あの頃すでに福生市では多摩川沿いの田園(という町名)でも田圃がなくなっていて、川遊びが好きだったぼくは田圃を求めて遠征してきたのです。田圃の用水路を網でザッと救うと、20センチくらいのドジョウやザリガニ、小さなカジカやアブラハヤが捕れました。その生き物の豊富さに、心躍らせました。当時小さなドジョウは「ドジョウ」と呼ばず、「スナメ」と呼んでいました。
その懐かしい平井川に沿って、ラ・フ―ガスさんの駐車場があり、奥に洋風の建物がありました。
予約をしていなかったぼくは「ヒ偏にまだれ、その中が黄色の黄です」と名前を正確に伝え、平井川沿いをふらふらと散歩して時間をつぶしました。
かなり待つかと思ったらすぐ呼ばれ、テーブルについてランチを頼みました。そして間もなく、パンが運ばれてきました。
山盛りです。
横にあるのは、パンに付けるオリーブオイルです。画像では切れてしまいましたが、バターもあります。
ランチなので、もちろんパンだけではありません。このあと、お料理が運ばれてきました。
果たして食べきれるのか……。
(後編)へ続きます。
書き物が好きな人間なので、リアクションはどれも捻ったお礼文ですが、本心は素直にうれしいです。具体的に頂き物がある「サポート」だけは真面目に書こうと思いましたが、すみません、やはり捻ってあります。でも本心は、心から感謝しています。