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中央線の「七夕」と青梅線の「七夕」(1)

 全国さまざまな場所で行われている七夕祭り。東京でも、何ヶ所かで行われています。
 
 中心地から外れた方が、歴史ある七夕祭りとなっているのが東京都の特徴。都心では、集客を見込んだ、歴史の浅いイベントとしての七夕祭りが多いように感じます。
 
 東京都下といえば、中央線。都心から飛び出し、一直線に西の端へと向かう路線です。
 その中央線沿線では、2つの歴史ある七夕祭りが行われます。もっとも正しく言えば、1つは青梅線沿線です。しかし、これだけ青梅線の中央線乗り入れ車両の本数が多いと、「中央線と青梅線は一緒」と言いきってしまっても、さほど間違ってはいないでしょう。
 
 間もなく導入される中央線の「グリーン車」も、青梅線内に入ってきます。
 もっと細かいことを言えば、中央線135周年を記念して、そのヘッドマークを付けた車両が8月11日~9月16日まで1編成走っていますが、それも青梅線に入ってきています。
 JRでは中央線と青梅線を同じように扱っているなぁと、感じてしまうのです。

 これは青梅線の昭島駅での1枚です。ひと昔前と違って、けっこう沿線の利用者感覚では、中央線と青梅線はおんなじという意識です。その分、五日市線は取り残されましたが。
 
 
 沿線の2つの七夕の1つは、間もなく23区から飛び出すぞという杉並区で開催される「阿佐ヶ谷七夕祭り」。
 そしてもう1つは、さらに下って、立川で青梅線内に入って7駅進んだ福生で開催される「福生七夕祭り」。
 
 どちらもコロナで2020年から2022年まで3年間休み、昨年2023年から再開しました。
 
 再開した昨年は、阿佐ヶ谷では通常開催だったものの、福生ではまだ自粛ムードが残っていて、それまでの半分の日数での開催でした。
 
 どちらも通常開催となった今年、2つの七夕祭りをめぐりました。
 
(つづく)

書き物が好きな人間なので、リアクションはどれも捻ったお礼文ですが、本心は素直にうれしいです。具体的に頂き物がある「サポート」だけは真面目に書こうと思いましたが、すみません、やはり捻ってあります。でも本心は、心から感謝しています。