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【高松旅】銀杏BOYZは弾き語りでもやっぱり銀杏BOYZだった

香川県高松市に行って来た。いちばんの目的は、現在全国ツアー中の銀杏BOYZの弾き語りライブを観るためである(その他の目的は別記事に続く)。実は、全国の他の地域で応募していたんだけど全然チケットが当たらなくて、何ヶ所目かでたどり着いたのが高松だった。

個人的に、「本当に好きな」アーティストのライブに行くのはとてもとても久しぶりだった。今年に入って初めてかもしれない。チケットが当たらなくて、まあ弾き語りだし今回はいいか・・・と若干諦めがちだったけれど、やっぱり行けるとなると嬉しい。久しぶりに観た銀杏BOYZは、バンドでも弾き語りでもやっぱり銀杏BOYZでめちゃくちゃ安心した。

峯田さんの弾き語りは初めてじゃない。だけどキャパ数百人の小さいライブハウスのステージに立つ峯田さんの姿を見るのは私は初めてだと思う。一人だし、弾き語りだし、できることって限られているよなとつい思ってしまう空間を、出て来た瞬間、あっという間にそんなもの関係なくしまうのが峯田さんのすごいところ。

もしかしたらみんなが求めているのは、ぐっちゃぐちゃになるバンドのあの勢いかもしれないけれど、がしゃがしゃと掻き鳴らされるギター、マイクに乗るひとつひとつの声。そしてすぐ目の前の客からのリアクション。これもアリって思わせてくれるのだ。実際私はもうスタンディングのライブで暴れられる年齢でもなくなってきたので、弾き語りのテンションがちょうどよかったというのは正直あったかも。

そして昔からMCでは客に絡み気味に話していたけれど、今の?高松での?峯田さんはとにかくご機嫌で、あったかい場になっていたのもよかったな。一昔前は、銀杏BOYZのライブは戦争だと勝手に思ってたから(笑)。

峯田さんも言ってたけど、わざわざチケットを買って、わざわざライブハウスに集まって音楽を聴く楽しさを、改めて感じたライブだった。ツアーはまだまだ続くから披露した曲について具体的は書かないけれど、ここ最近いろいろあった自分にとって、欲しかった言葉たちが銀杏BOYZの音楽に詰め込まれていて、一緒に口ずさんでいるだけで勝手に救われた気がした。


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