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【全編無料】『Sugomori』の楽しみ方 vol.2

昨年6月よりスタートした『文芸誌Sugomori』。

毎月の特集記事も含め、記事数は50本を越えました。でもそうなってくると、どこから読めばいいのか分からないなんてことに!?
というわけで、今回は『Sugomori』の楽しみ方をご紹介します。第1回ではシリーずものをご紹介しましたが、第2回の今回は手軽に読める短編をご紹介します。

日常のひとコマがチクリと人の心を刺す

文芸誌Sugomori創刊号、初回を飾った作品が、舞神光康さんの『タマネギ』です。

ある職場の食事会の様子を描いたものですが、上司に突っつかれて主人公が話し始めた新人のころエピソードというのがなんとも身につまされるものがあります。上司から「タマネギ」と言われる主人公には一体どんな過去があるのか。なんともおいしそうな料理の描写にも注目です。

舞神さんの作品は現在、隔月で更新中。2月に新作公開予定です。

小説を読んでいるのに映画を観ているような気分が味わえる

文芸誌Sugomoriで全期間でTOPのPV数を誇るのが小野寺ひかりさんの『眠いけど食べたい』。

小説から匂いや音を楽しむというのはなかなか難しいものですが、小野寺さんの作品からはその「匂い」や「音」がします。
短編小説を読んでいるはずが、目の前に映像が再生されるような。それも最新の4DXの劇場ではなく、少し色あせたフィルム映画を思わせる情景。

ぜひ一度その世界観にトリップしてみてはいかがでしょうか。

小野寺さんの新作は1月下旬に公開予定です。

いざ、物語の世界へ

文字で書かれた物語はその世界観をすぐに掴むことができません。好みの文章と出会うのもなかなか難しいもの。

まずは1行、読むことが出会いの始まりになります。
『Sugomori』の物語たちがあなたの心に届きますように。

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