歩行器の妻と、赤ちゃんに会いに行く:先天性心疾患の娘と共に成長する#13
赤ちゃんの顔を初めて見た後、妻の病室に向かいました。
そこで、妻に労いの言葉を掛け、娘の病気のことを話しました。
お医者さんから聞いたことを、極力そのまま伝えられる様に話したと思います。
なんでそうなっちゃったんだろう?
妻も自分も、そう感じていました。
お医者さんの話だと、1000人に1人くらいの確率で内蔵逆位の赤ちゃんが生まれること、内蔵逆位の赤ちゃんは、高い確率で心臓に奇形が有ることなどを、聞いたままに話しました。
そして、娘を2人で支えていこうと、妻と話しました。
帝王切開の手術からスムーズに回復するために、すぐに歩いた方が良いとお医者さんに言われたらしく、その後、2人でNICUの赤ちゃんに会いに行きました。
妻は歩行器を使って、ゆっくり歩いて行きました。
看護師さんが、ガラスのそばに赤ちゃんのベッドを移動させてくれました。
看護師さんが、赤ちゃんのお尻の穴に体温計を入れて、体温を測ると、痛かったみたいで、泣いていました。
ちょっと笑ってしまいました。
妻は、髪の毛がフサフサだね。と嬉しそうにしていました。
もしサポート頂けたら、なにか習い事や、酸素ボンベ用リュックサック購入などの、娘用に使わせて頂こうと思います。