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[番外編]雑感 1年後のゴール

この記事は2023年12月に書いたものをアップしています。

2023年11月の業績について

販売開始後、はじめて、昨年の購入件数を下回る結果に。11月は繁忙期だったはずなのに、最近とてもおとなしい。なかなか思うように販売が進まない。

生豆とその他商品の割合を1:1に

「原料」としてのフェアトレードにこだわりつつも、生豆販売からの脱却を標榜し、次の10年に向けた舵取りをしよう。
1年後に生豆とその他商品の割合を1:1に変換できるように。

そう思うきっかけは、生豆商社や同業他社から送られてくるメルマガだった。

頻繁に投入される新商品、新豆情報。
わたしたちも負けじと、オーガニックであるというだけで、さほど思い入れもないコーヒー豆を「売れそう」という理由で投下していた。

実際売れたけど・・・。

周辺の火の大きさを眺めると、わたしたちの手持ちの薪では、まるで追いつかない、という感覚。

(売れるだけの豆なんて、売りたくない。)

同じころ、当社の資金繰りも厳しい状況だった。
12月にペルークスコからスペシャルティコーヒーを迎え、500万円ほどの出費が見込まれるし、年が明ければ同じくペルーの別の産地から、650万円の支払いが求められる。
メキシコへの前払い金(700万円強)も、同じようなタイミング。
売上は順調だが、一向に経営は楽にならない。つまり、仕入れ資金がかさばり、利益が残らないのだ。

付加価値の高い商品・サービスの設計

フェアトレードが付加価値になる商品設計が必要だ。フェアトレードに価値を感じていただける顧客に対してのサービス設計が弱すぎる。あきらめるな!
フェアトレードに死神がついていた時代は終わって、時代はフェアトレードを理解して、求めている。
求めている相手に、さっとボールを渡せるようなサービスの設計がされていない。

他社からの仕入れを抑えつつ、利益の最大化を目指していく

2026年1月以降、完全に自社直輸入のフェアトレードコーヒー豆だけに販売を切り替えていく。

お互いに顔が見える関係で、継続的に取引出来る生産者と協働にしていきたい。それがフェアトレードであり、自社の価値になる。
経営的にも、利益のコントロールができる点で良い選択となるはずだ。買い取りを強化するために、キャッシュが必要。さあ、どうする!?

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