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コンマリとジェダイマスター

Netflixのオリジナル番組『KonMari ~人生がときめく片づけの魔法』を見た。英題は「Tidying Up With Marie Kondo」

前にも書籍や日本の番組を見ていて、判断を「ときめくかどうか」というワンイシューにしてるのは、「迷い」や「後回し」を潰すのにも素晴らしいなと思っていました。

英語版も「SparkJoy」という言葉でトキメキという直感による判断力の向上メソッドを見せてます。初めに言葉あり。キーワードって大事です。

さらに今回気づきがあったのが、改めて欧米人に向けの「Tidying Up With Marie Kondo」を見て、表現を変えてより明確に感じられるようになった「motivate」です。

「片づけ」に向き合う。 
これを「片づけ祭り」や「片づけゾーン」というのかもしれませんが、片づけという行動に心身ともに向き合わせること。集中させること。

前半は「家に感謝を」と瞑想し、後半は水晶と音叉を使って、空間を変え、意識を変えさせます。

陽気で片づけないといけない状態にも、まぁなんとなるけど、片づけとく?くらいの軽いノリの欧米人を見事に考えるモードに集中させていく。

この線引きというか、境界というか結界の作り方は、まず真剣に話を聞かせるモードにして、そこからの行動が変わっていく。motivate(動機)を作る前段として素晴らしい。

考えが変われば、行動が変わる、視界も変わる、そうするとまたそのインプットから考えが変わる。

コンマリさんが片づけをしてあげるのではなく、マインドセットをして、自分達に過去や今と向き合わせて片づけさせる。

コンマリさんの姿は、片づけテクニックを教えるティーチャーでもなく、片づけの必要性を気づかせるコンサルタントでもなく、道を示すジェダイマスターのようでした。

片づけは、物を片づけるようで、実は事情を片づけるということ。

過去を見つめ・認め・切り離し、未来への糧に昇華する。
今に感謝し、苦手と向き合い、未来にワクワクする。

May The SparkJoy be with you.

ジェダイマスターコンマリは今日も「片づけ」フォースを覚醒させていく。


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