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白樺バッグ 革ショルダーストラップの加工

普段のSugiS

素材が革じゃなくても 修理ヤッテマス。

鞄や財布に付帯する金属、ファスナーetc.
パーツの交換なども ヤッテマス。

僕が自信をもってできることなら、なんでもヤッテマス。

靴に関することはできることが少なくなりマス・・

まずはご相談いただければです。

そんなこんなで、
白樺で編まれたバッグのショルダーストラップ加工をさせていただきました。

革に関することなら、どんとこいです。


白樺という言葉

まだ民藝という言葉が生まれる前の
柳宗悦が主体となって作った文芸雑誌の名前「白樺」

民藝が好きな僕は白樺と聞くと、言葉だけで妙な気分になるのです。

白樺 白樺 白樺 白樺

一度、白樺の木も見てみたいものです。

かわはかわでも樹皮の皮
皮で編んだバッグに革のストラップ

日本語は奥深き
長ーいストラップを短くされたいとのこと

「極力素材感を壊さずにシンプルに」
こちらの皮の編み込みポイントは残されたいとのこと

当然、残していきましょう
編み込みポイントの反対側を出来るだけシンプルに
かつ調整できるように加工
少しだけ 少しだけ 金具が失礼致します。
これで
少し短くも
もっと短くも

バッチリです
一枚革の裏面のボソボソ

せっかくなら手を入れましょう
なかなか毛羽立っている

これは革なら致し方無い部分もあるにはありますが、
やはりストラップパーツを取る革の部位による影響も大きくあります

革も奥深き
出来るだけの処置を
分かりにくいですが
編み込みパーツの一番上が一つ欠けている
(一番負担がかかるところですからね)

このまま使っていくのは やはり良くない
素材感を壊さずにということで革と同系色の糸で処置

直した後も分かりにくいですが、それが正解かと

これからまだまだ使っていくという上においては、ここに手を入れて大正解
こうしてカタチになった白樺バッグ

これからも、使われる方にとってより使いやすく
かつしっかりと使っていけるようなカタチとなりました

僕は普段ばかり見て触っているのですが、
こちらのも素材として素敵で、とても魅力的でした。

頼っていただき、ありがとうございました。

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