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週に一回の習い事でどこまで成長ができるか

運動している人あるあるだと感じているのですが、運動している/していないという二分割をして、運動をしている方に傾く人は感覚的に少数派です。
しかし、運動している人の運動しているという層はとてもとても階層が幅広いのです。

私は週に一回スポーツジムに通っていたり、1日に1万歩を歩いていますが、このレベルでは全く運動している人にとっての運動しているにはならないのです。運動していない人にとっての運動しているにはなりますが。

週に三、四回スポーツジムに行く人はざらですし、職業によっては毎日という人もいます。
人と比べることではないのですが、そういう人と自分を比較すると上達スピードに差があることを実感することもあります。

上達スピードが遅いことについて、知り合いのコーチに相談したことがあるのですが、「週に一回している人と、週に三、四回している人の上達スピードが同じだったら、週三、四回している人側が納得しないでしょう」という言われてみれば当たり前の回答がありました。
そりゃそうです。

週一回の運動だと、感を取り戻したくらいに終了時間を迎えるくらいです。それでは上達はしないですよね。
子どもの習い事の回数について、ニュースや知り合いの話を聞いたりしますが、塾やスポーツクラブやピアノで平日が埋まってしまうようなパターン。周りの友達が習い事をしていると、習い事に行かないと遊ぶことができないのでしょうけれど、週一回でどこまでスキルアップが望めるのかは疑問です。
しないよりはした方がマシくらいのレベルかと思いますが。

教わったことをただやるだけではなくて、自分が何をできていないのか、できるようになるためにはどうすれば良いのかを主体的に考えていくことが上達には欠かせません。
スキルアップするためにはそのように考える自習の時間が必要だし、そう考えると習い事でスキルアップは週に一回という物量ではなく、週三、四回は必要なんだと感じます。

じゃあ、週三、四回やったとしてそれ以上の上達をするためにはどうしたら良いかを考えると、週三、四回の上ですから、週五、六と回数を増やせばいいだろう、と単純に考えてしまいます。
回数、時間を考えた場合に、1日は24時間で1週間は7日、1年間は365日とあるわけなので、回数、時間を増やすことにも限界があります。
費やせる時間が自分の中で上限に達した時に、初めて考えるのです。「限られた時間の中でどうやって上達、成長すればよいんだろうか」と。

むやみやたらにやっても成長できなくなる時が来るんだと思いますが、私が費やしているのは週1、2回なのでまずは費やす時間をもう少し増やしてから考えます。

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