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#44 無理しすぎないこと

頑張れば何でもできる!と思っていると、気が付いたら心がボロボロになっており、社会復帰できなくなる人がたくさんいます。

僕は社会人になってから、急に出社しなくなったり、退職する人のたくさん見てきました。

頑張ることは大切ですが、無理しすぎて、自分が壊れないように生活しましょう。


① 仕事

生活費を稼ぐため、家族を養うために仕事をしている大人がほとんどです。

でも、頑張りすぎてうつ病になってしまったり、大きい怪我をすると、仕事ができなくなり、稼げなくなってしまう場合があります。

疲れたら、会社に相談して暫く残業を無くしてもらったり、休みをいただきましょう。


また経営者が、社員を奴隷や家来のように扱っている会社もあります。
そのような会社に勤めていると、無理して働かなくてはならず、社員が壊れたら捨てます。

会社の雰囲気が悪いところで働く事は辞めて、転職を考えることをオススメします。


② 学校/習い事

学校や習い事で学んでいると、上手い人と同じレベルにならないといけない!と頑張る人が多いでしょう。

頑張ることは大切ですが、記憶力が高い人、体が強い人、論理的思考が高い人など、個性によって能力の差があります。

僕も小学生の頃に何時間も自主学習しましたが、本番では緊張によるストレスで忘れてしまうタイプでした。

大学生の頃、必修項目を落とさないように週3日~4日は徹夜して、突発性難聴になりました。5年ほどで完全に回復しましたが、お医者さん曰く、下手したらずっと片耳が聞こえないようになっていたそうです。


勉強でも、自分に合わないコトを無理しすぎると、心だけでなく、体にも大きい病気として現れることがあります。

学校の勉強ができなくても、プログラミングやユーチューバーなど、個性を活かして仕事ができる時代です。


③ 人付き合い

生きていると、様々な人付き合いがあります。

・友達
・会社
・接待、接客
・家族、親戚
・近所

自己中な人と毎日いると、考え事や精神的な疲労が増え、心や体が病んでしまいます。

お金やコミュニティより、自分自身の体が一番大切です。

会社が嫌なら転職、友達が嫌だったら暫く合わない、家族が嫌だったら1人暮らしする…と、一旦疲れるコミュニティから離れましょう。


無理しすぎると続かないし、心や体を壊す

無理をしすぎると、ストレスがかかり、心の病気、そして癌などの命に関わる病気に発展することもあります。

人には生まれた時から個性があり、得意不得意は様々です。
不得意なことはどれだけ頑張っても、努力している得意な人には勝てません。


例えば、今の仕事が事務職で上手くいっていないなら、クリエイティブな仕事や営業職が合っているのかもしれません。

世の中には自己中な人がたくさんいます。
その人達は、自分のことだけを考えて、他の人が苦しむことを気にしません。

今の仕事ができないから「できない人間なんだ」と苦しんでいる方は、子供の頃を思い出して、好きだったことを紙に書き出してみてください。

自分に合わない無理はせず、健康第一に過ごしましょう。


何事も無理せずに、少しずつ慣れる

何事も一気にやり遂げようとする人は、それがストレスになっていないか考えてみてください。

「辛い」「もうやりたくない」と思うのは、心が疲弊している証拠です。
できないことは無理せずに、少しずつ時間を増やしましょう。

例えば、あまり読書をしたことがないけど読書をしたい。
しかし、活字400ページの本を1日で読み切ろうとすると読み切れず、読書がさらに嫌いになる可能性があります。

無理せずに「初日は5分、翌日から1分ずつ増やす」と少しずつ時間を増やせば、ストレスはほとんどかかりません。
むしろ、「5分じゃ短いな。あと10分読もう。」と、読書時間を伸ばしたくなると思います。

ダイエットも同じですね。
いきなり、「1時間運動する」だと翌日から嫌になってしまいます。

読書と同じで、最初は「5分間、足を上げるトレーニング」を朝と夜に行い、翌日から1分ずつ増やしたり、トレーニングの種類を増やせば、運動することに慣れてきます。


おわりに

僕自身、記憶力が悪くて勉強ができない人なので、努力が足らないのだと無理ばかりしてきました。
無理し過ぎた結果、『うつ状態』『突発性難聴』『椎間板ヘルニア』になりました。

しかも、全て学生時代です。

小学生の頃、同級生や先生にバカにされ、親から心配されて『うつ状態』になりました。

高校生の頃、足が遅かったため、体育の先生にマラソン&腹筋ばかりさせられて『椎間板ヘルニア』になりました。

大学生の頃、必修科目を取得するために徹夜をしすぎて『突発性難聴』になりました。


学生の頃に無理すると大きい病気になることを理解したため、社会人になってからは、あまりストレスがかかりすぎないように働いていました。

でも、体育会系の方々が多く、「甘えるな!俺は若い頃、何日も徹夜で仕事してたんだぞ!」と言ってくる人も何人かいました。

しかし、もし無理をしすぎて病気になっても、会社は助けてくれず、リストラになったり、転職できなくなる場合もあります。

学校や仕事で疲れている人は多いと思いますが、無理をしすぎず、自分の体を大切にしてください。


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