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ビジネスにおけるトレンドの打ち出し方

読んで頂きありがとうございます。
人生もビジネスも掛け算的な成長をする為にどのようなことを考えたら良いかを独自の視点で書いています。

今回は、ビジネスにおいてトレンド(時代が求めていること)を主に打ち出すべきかどうかについて考えます。

※私自身、アパレルでの経験が長い為、アパレル業界での流れを例として用います。

アパレルにおいてのトレンド

アパレルでは、生地屋がトレンドを作っている。
2月と9月に開催されるパリの見本市、プルミエール・ヴィジョンなど。
生地屋はリスクして販売していかないといけない為、このような見本市に参加して一年後のトレンドを打ち出し、販売に繋げる。

近年、そのような見本市でテーマとしていることがサスティナブル素材。
トレーサビリティ、リサイクルなどの素材だ。
例えば、具体的にはリサイクルウールやリサイクルダウンなど。

また、このような生地の特性以外にも、トレンドカラーの打ち出しも注目すべき重要な点だ。

トレンドの打ち出しが掛け算的な成長に繋がるのか?

今、リサイクルダウンの打ち出しといえば、ユニクロを想像するのではないだろうか?
では、小さな個人や会社が同じ打ち出しをするだけで掛け算的な成長を生み出すことができるのか。
資本力が圧倒的に違うので、そこそこは売れたとしても掛け算的には成長できないだろう。
皆んながやっていること、大きな資本がある大きな組織と同じことをやっても掛け算的に成長できない。
コムデギャルソンのようにブランドとして確立していればトレンドを取りいえないこともアリなのかもしれないが。
現に、コムデギャルソンはサスティナブル素材の打ち出しはしていない。
ただ、多くの場合、トレンドには抗うべきではないと思う。

トレンドを取り入れ、優位性をプラスする

他がやっていない、優位性のあるものをプラスアルファすることこそ、掛け算的な成長をもたらす。
それは、アパレルで言ったら例えば、既製服ではなくユニフォームなどに市場を変えることかもしれないし、アニメや映画などとコラボして打ち出し方を工夫することかもしれない。
時代の流れを理解し、独自の戦略的方法を生み出すことが掛け算的な成長をもたらすのではないか。

最後に。
そもそも、大量に既製服を作って、消化できずに廃棄すること自体がサスティナではないのではあるが…。

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