創作大賞2024あとがき。心の底から楽しんだ「お祭り」
こんにちは。杉菜カズアキと申します。
こちらは拙作「ツイスト・イン・ライフ」のあとがきメインの記事です。
みくまゆたん様の企画(〆切7月28日18:00)にギリギリ滑り込みます。
「私もあとがき書いてみたいな」
とずっと思ってはいたのですが
「いやいや、私ごときがあとがきなど……」
と日和っていました。
というのも、私は今年の5月から小説を書き始めたまだまだ初心者マーク🔰どころか仮免レベルの新参者。
だけど「今ここで書かないと後悔するかも」と思い、ちょっとチャレンジしてみようと思いました(だからこの時間になってしまいました本当に申し訳ありません)
ツイスト・イン・ライフ
こちらの作品の内容は、平たく言ってしまえば
「全く異なる環境で生まれ、それぞれ異なる苦労を抱えてきた4人の社会人(実は音楽の天才)が、知り合ってバンドを組むよ」って物語です。
ただそれだけです。
音楽よりも、主要キャラ四人の、社会人としての生き方や過去の掘り下げをメインに書いていきました。
自信がなかったり、人間関係でうまく立ち回れなかったり、頑張りすぎちゃったり……ちょっと不器用な四人が周りから助けられながら生きてきた様を書いています。
バンドが題材の小説なので、終盤にバンドのセッションの描写があります。
そこが書くの大変で、でも一番楽しかったかな。
大変な分、文字に書き表せると気持ちよかったというか。
実は私自身、ギターをすこ~し齧ってるくらいで、あまり深い音楽の知識がなく、作曲などももちろんできないので、頭の中で鳴っている音を、文字に表していくという形で書きました。
特にやったことのないドラムやベースなどの演奏描写は、教則本を読んだり、YouTubeの演奏動画を参考にして、「あぁ、この奏法はこういう名前なんだ……」みたいに勉強しながら書いていきました。
だからもし「演奏中こんなこと思わないよ!」とか「用語の使い方おかしいよ!」とか「こんな始まり方しないよ!」とかモヤッと来ることがあるかもしれません。
そこは素直に「勉強不足ですみません、精進します」と言う他ありません。
反省点
①長すぎ(まさかの約10万字……読んでくれた方、本当に本当にありがとうございます)
②キャラ多すぎ
③説明が長すぎ&多すぎ
④地の文での語彙力の低さ
⑤キャラの感情の変化の不自然さ
ツッコもうと思えば
もっともっと色々とツッコめます。
特に①~④は今後すべての作品で見直していかねばならない改善点だと考えています。
ただ残念なことに、頭の中で「なんとかしなきゃ」というぼんやりとしたものしか思い浮かばないのですね。
具体的にどのように変えたらいいか、ということを的確に理解するためには地道な勉強と、経験を積んでいくことしかないのでしょう。
10万字になったこと。
「10万字も書くのすごい!」って思ってくれる方いるかもしれませんが
私は、自分の場合はそうではないと思っていて
「うまい人が書いたら5万字くらいで収まるのかな?」とか思っちゃうんですよね。
なんというか、それこそ初心者マーク🔰の人が車で知らない目的地へ行くようなものだと思っていて
たとえカーナビを使ってても一本前の道で曲がっちゃったり
「斜め左方向です」って言われて「斜め左ってどの道だよ」ってなって真っすぐの道に行っちゃうみたいな。
それで、最短距離ではなくあちこち違うルートをたどって、遠回りになっちゃった、みたいなそんな気がするのです。
もっと話の組み立てとか、ここ書かなくていいとか、そういうのが的確に分かるようになる必要がある気がしています。
まぁ、これまた理屈だけでなく経験も必要なのかな。
あと「お仕事小説」より「オールジャンル」向けだったかなと少し?
だけど大好き
親バカならぬ作者バカなのかもしれないですが
私、この物語が大好きなんです。
もし100人中100人が「ツマラン」という評価を下しても
私は、おそらく好きでい続けてしまうと思います。
もし100人全員に「ツマラン」と言われたら、その理由はきっと「物語よりも自分の筆力にある」と思っているので
だからこそ、もし今年ダメでも
「この面白さを、なんとかして人に伝えられるようになりたい」
と思える気がしているのですね。
とはいえ、中間選考で残れなかったら寝込むほど悔しいんだろうな(笑)
諸先輩方は、そういう思いを何度もされているのだろうと考えると、創作の世界というのは厳しいなと感じます。
とにかく魂は込めた
noteのオフラインイベントで登壇者の新川帆立先生が
「魂を込めよう」とおっしゃっていました。
はい、魂込めました。
現時点で、やれることを全てやったと思います。
これでダメなら実力不足。出直してきます。
とにかく、創作大賞2024に応募できたこと、自分にとって本当に素晴らしい経験になりました。
このアーカイブは本当に永久保存版。
エッセイ
卒業した大学の図書館を使えて嬉しい!っていうエッセイを一本投稿しています。
そろそろ大学の試験期間も終わるので、また使いに行こうかなー。
夏休みの開館時間調べておくか。
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