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ご近所の御堂の話

いきなり創業400年の酒蔵代表になった元普通の主婦、宮崎朋香です。
急死した弟が必死で復活させた酒を守るため、山口県山口市の商店街の酒蔵で代表をしています。

noteでは、いきなり社長にならざるをえなかった時のドタバタした話や、お酒造りの話、山口のいいところ、趣味の話などを書いていきます。

今回は、近所にある御堂の話です。

うちの商店街名を道場門前(どうじょうもんぜん)というのですが、なぜ道場門前っていうのかなんて考えたことがなかったんです。

最近、そういうことがとても気になりはじめたので、調べてみると…

大内氏の時代の多くこの土地には、道場(寺)がたくさんあったと記録があり、東西に大門があり、道場の前面に町家を建て道場門前町という由来になったそうです。

山口市民の私ですら、ここがどういうところなのかよく知らないという
地元に住みながら知らないというお恥ずかしい話ですが

今回は、道場門前にあるえびす社のお話

えびす社


大内菱の家紋がある御堂の墨書によると1778(安永7)年に再建されています。
御神体、御堂、堂記の三者が揃っている市えびす社は全国的にも珍しいそうです。
御神体は江戸時代を通じて下道場門前の安部家に、その後は山城屋酒造の庭に置かれ、
御堂は山口市立歴史民俗史料館に展示されていましたが、
2002年この地に再建されました。

 え!なになに

その後は…山城屋酒造の庭に置かれ

って書いてある!!!

えびす社の横の説明にも!
山城屋酒造と書いてある

そういえば、うろ覚えだけど…
子供の頃、まだ4歳か5歳のころに、家の庭にお社が、2つあって
1つは、お稲荷様、1つは、えびす様だった気がする。

そして、子供ながらに思っただけかもしれないけど…
えびす社のあった場所は、なんか神秘的な感じで苔生してあって
なんかおるなって子供心に思ってました。

家を壊す時に、歴史民俗資料館に寄付したんじゃないのかな?
たぶんそうだと思う。

それから、道場門前のえびす社に鎮座されたんですね。
そう考えると、まだ日が浅いというか私の生きている間にこういう出来事があったんだなと感慨深いです。

山城屋酒造は、女性が気軽に日本酒を飲むきっかけをつくりたい!と、 山口テロワールを大事に田植えから酒造りをしています。

山口の豊かな自然の中で育んだ米と水をつかい、山口県産にこだわった日本酒を造っています。山城屋のお酒があなたの笑顔のきっかけになりますように。




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