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人々

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Tetugakuyaで出会った様々な人々
運営しているクリエイター

#Photograph

なタ書の藤井さん

(2018.12.01頃) ヒョロヌボーと独特の登場の仕方をする 藤井さん。 彼は、高松で「なタ書」という予約制の本屋さんを営んでいます。 もともと編集者だったらしく、いまも編集のお仕事もされているのかもしれませんが、Twitterなどで絡むと、藤井さん頭どうかしちゃったのかな?という返しも多いパンチの効いた人物。 私がカメラを構えてみると、突然本を読み始める藤井さん。 辛抱強く待てども、待てども、ポージングを崩さない。 「このままだと渋カッコ良い絵になってしまうの

自転車屋さんはカメラマン

(2018.09.06 FBの記事の転載です) 「無名の人々がコツコツ創って来た何かがあると思う・・・。」   そう言う澤井さんは、Tetugakuyaの隣で自転車屋さんをやっているが、実はカメラマンでもある。 知人や友人のカメラマンが撮影した写真を澤井さんの視点でセレクトし、ギャラリーで展示している。 撮影者本人のセレクトではなく、あえて澤井さんが選択する写真がギャラリーに並ぶというところに、ユニークな作意が生まれる。 ギャラリーは、自転車屋の一角にある。   団塊

ドストエフスキー地下室のラプソディ

(2018.07.19の記事の転載です) 当店金庫室での演劇3日公演「地下室のラプソディ」が無事閉幕しました。 演者である桐子さんとカウンターを通してお話をして構想を伺い、また、構想の段階でも、どんどんと変化して行きました。 リハーサルと本番も違いました。 3日間の公演の全てが一回として全く同じものではありませんでした。 日々変化し生成されて行く、その都度内側から溢れ発せられるような全力さと真剣さが、二度と繰り返されない一瞬であり、その時はそうでなければならなかっ

「演劇とは何か」

(2018.06.21の記事の転載です) 桐子カヲルさんは、私たちが「演劇」と言われたときに思い浮かべるものとは違うスタイルで演劇を提供しようとする演者のようだ。 のようだ・・・と言うのも、私は、まだ彼女の舞台を一度も見たことがない。 今日は、偶然にも桐子さんと戯曲作家さんがTetugakuyaで一緒になり、演劇の歴史から始まり非常に深い「演劇論」が展開されていた。 「演劇とは何か?」その本質を、桐子さんはどう考えるのか。 桐子さんの演劇は台詞が少ないらしい。 それと言