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人々

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Tetugakuyaで出会った様々な人々
運営しているクリエイター

#日記

なのちゃん

本日は、四国学院の合唱サークルのメンバーが閉店後に重唱のコンサートを開かれていました。 リーダーのなのちゃんは、当店の常連さんで、コロナ禍でのキャンパスライフが長く続き、苦労されてきたご様子を伺ってきました。 コーラス部を作りたいと、仰っていましたが、本当に、有言実行されて、メンバーとの練習も頑張ってこられたようです。 学外で歌うのは、最初で最後だそうです。 ラストの曲は「いっしょに」という合唱曲でした。 Tetugakuyaにぴったりの曲だから、という理由で選曲さ

GWの個展とバンドネオン

2022年4月後半からGWにかけて、金庫室で写真展が開催されました。 奇しくも写真家や写真好きの多いTetugakuyaで、暗室作業で現像された写真の展示です。 写真家の方に限らず、色々なお客様が見てくださり、色々感想を話し合っておられました。 4日には、生島大輔さんのバンドネオンの演奏会と作家さんのトークイベントがありました。 Tetugakuyaの空間にマッチしたノスタルジックな演奏でした。もっと沢山の方に聴いていただきたかったです。 いつもなら、どんどん作家さ

写真家 宮脇慎太郎

写真家 宮脇 慎太郎 (Shintaro Miyawaki) さんがやって来た。   宮脇さんは、令和元年度香川県文化芸術新人賞を受賞された。 瀬戸芸の公式カメラマンをされたり、写真集『霧の子供たち』が話題になっている。 受賞のニュースを知った時には「え!!宮脇さんって新人なの?!」という声が知人たちから挙がった。もうベテランのイメージだ。   宮脇さんは、香川の超アングラな店、ブックカフェsolowの経営者でもある。扱われている本は写真関係が多いように思う。      「

ユーモラスな御一行

2019年4月14日にTetugakuyaにクッキーハウスさんがやって来た。 クッキーハウスとは、大阪で活動する3人のメンバーからなる演奏家グループだ。 日本人に幼い頃から馴染み深いレコーダーや鍵盤ハーモニカを使って、並並ならぬ演奏をすることで名高いらしい。メンバーのお一人は、ユーフォニアムも演奏できる。 以前、Tetugakuyaで開かれたコンサートにお客様として、わざわざ大阪から、ご来店してくださっており、Tetugakuyaでコンサートを開きたいと望んでくださったの

異分野アーティストたち

メイクアップルームとフォトスタジオに変貌したTetugakuya。 どれほど前からの計画だったのか、誰かが「どう?」と言ってみると「いいね!」と言って、本当に始動し始めてしまうのです。 メイクアップアーティストに 松岡 智基 (Tomoki Matuoka)さん。 フォトグラファーに Shunsuke Oshimaさん。 モデルに、私の身体をお貸ししました。 私も撮影することが好きな一人として言ってしまうと、自分の作りたい絵なるようにしたくとも、思うように動いてくださるモデ

個展の準備 進む

このゴールデンウィークは、金庫室にて球体関節人形作家 丸木戸沙怒子氏の個展が行われる予定です。 個展の総合プロデュースは、川田中商會さん。 ポスター撮影など準備が進行しています。 主役になるはずの沙怒子ちゃんを撮影するのは、いつも難しいのです。 レンズが自分に向けられているのを瞬時に察知して、逃げ出していまします。 他の皆んなと一緒に写真に収まっているときは、少しはマシみたい。 写真はヤなのよ〜!と言わんばかりのタコ顔と、手前に写るクールなZenさんの対比が面白い。

なタ書の藤井さん

(2018.12.01頃) ヒョロヌボーと独特の登場の仕方をする 藤井さん。 彼は、高松で「なタ書」という予約制の本屋さんを営んでいます。 もともと編集者だったらしく、いまも編集のお仕事もされているのかもしれませんが、Twitterなどで絡むと、藤井さん頭どうかしちゃったのかな?という返しも多いパンチの効いた人物。 私がカメラを構えてみると、突然本を読み始める藤井さん。 辛抱強く待てども、待てども、ポージングを崩さない。 「このままだと渋カッコ良い絵になってしまうの

巧みな話術 高松千春さん

2018年11月26日の事 嵐のようにやって来た 高松千春 さん コンサート続きで少々お疲れモード(?)な様子にも関わらず、彼の話術に持っていかれる店内。 何故かここで「私だって負けるわけにはいかない!」と応戦モードに。 「もう喋りがさすが!すごいわ!」の流れが、どういうわけなのか、瞬きほどのスピードで「ハゲてるんや!!」の話にすり替えられる・・・。 そして嵐のように去っていかれるのであった。

第三の目

麦わら帽子の「第三の目」と視線が合ってしまう。 うちの変わり種のコーヒー「エミールまたは珈琲について」をご注文の 球体人形作家 丸木戸沙怒子ちゃん。 「美味しい!舌の上でヤイヤイヤイという感じ。奥歯とお友達になれそう」という感想を頂きました。 沙怒子ちゃんらしい感想が嬉しい。 連れ歩いている作品は、「高松の峰山に生息してそうな」イメージで、「根児(ねこ)」と言うそうです。

ジャズな日

(2018.09.10) クロスロードさんのJAZZライブでした。 とてもかっこいいジャスの生演奏に、贅沢な気持ちになりました。 前回同様、ドラムは金庫室前 私はゲスト出演させていただきまして、歌を歌いました。 リハでは、なぜかローテンションで歌詞を間違えまくり気が動転していたのですが、なんとか本番は酔拳で乗り切りました。 練習不足も否めないのですが、こうして出番を頂いたことは嬉しかったです。 本ライブにお越しくださった皆様(ワンちゃんも)ありがとうございました!

自転車屋さんはカメラマン

(2018.09.06 FBの記事の転載です) 「無名の人々がコツコツ創って来た何かがあると思う・・・。」   そう言う澤井さんは、Tetugakuyaの隣で自転車屋さんをやっているが、実はカメラマンでもある。 知人や友人のカメラマンが撮影した写真を澤井さんの視点でセレクトし、ギャラリーで展示している。 撮影者本人のセレクトではなく、あえて澤井さんが選択する写真がギャラリーに並ぶというところに、ユニークな作意が生まれる。 ギャラリーは、自転車屋の一角にある。   団塊

音楽の妖精現る

(2018年8月19日の事です) 8月19日国内の鍵盤ハーモニカを牽引する南川さんとトイピアノ界を牽引するKeipyanの奇跡のコラボでした。 南川さんは、演奏家でもあり、鍵盤ハーモニカの論文、楽器開発助言、メーカー主催の講演会などを行われている鍵盤ハーモニカ界のスーパーアイドルです。 別名ピアノニマスさん 東京や大阪まで行かなければ受けられないワークショップがTetugakuyaで実現することとなりました。 まるでアコーディオンのようなゴージャスな響きを奏でる鍵盤

海図

(2018.07.26記事の転載) 先日、美術家のカミイケ タクヤ (Takuya Kamiike)さんのアトリエへお邪魔しました。 カミイケさんは、いつもニコニコしている・・・。 その圧倒的なニコニコに、じわじわと押されてゆき、時折、私は急に恥ずかしくなり「な・・・なんですか?!その顔は!」とツッコミを入れてしまうが、普段は、彼の方がツッコミ上手だ。 アトリエは、傍目からするとよく分からないモノも多くあり秘密基地のようだ。 「舞台裏」という名の舞台みたいだな、と

ドストエフスキー地下室のラプソディ

(2018.07.19の記事の転載です) 当店金庫室での演劇3日公演「地下室のラプソディ」が無事閉幕しました。 演者である桐子さんとカウンターを通してお話をして構想を伺い、また、構想の段階でも、どんどんと変化して行きました。 リハーサルと本番も違いました。 3日間の公演の全てが一回として全く同じものではありませんでした。 日々変化し生成されて行く、その都度内側から溢れ発せられるような全力さと真剣さが、二度と繰り返されない一瞬であり、その時はそうでなければならなかっ