見出し画像

凡事徹底とレベル上げ

「神は細部に宿る」

事業において、私はこの言葉を信じている。
優れた戦略、戦術だとしても実行できなければ意味がない。
凡な戦術でも実行精度が高い方が事業インパクトは高いことも多々ある。

凡事を徹底し細部まで徹底するこだわりを持ち続けられるかどうかに事業の成否がかかる。

特に現在において、定石など方法論は本を始め、ネットに大量に文献が落ちている。
戦略戦術の重要性はもちろん大きいが、組めて当たり前の時代になっている。
とかくどこで違いが生まれるか、それは実行精度である。

自戒を込めながら、全事業部全メンバーにこの重要性は発信していきたい。

私の普段の役割からする発信や口調から戦略戦術を重視するように思われがちなように思う。

私のメッセージが誤れば
組織は頭でっかちで実行力に欠けるメンバーが増え、何にも勝ちえなくなる。

会社のフェーズからして、個人よりもチーム戦術強化を優先してきた都合上、この論には触れてこなかった。

市場や経営者との話を総合してみても、企業が求めるコンピテンシーバリューにおいて
「粘り・胆力」
「想像力/逆算力」
「まずは吸収してみる素直さ」
「向上心」
が、より重宝される傾向にあると感じる。

常に自分にストレッチゴールを課し、課題と人と向き合うことから背かず、昨日よりも今日、良くなるよう自身と向き合う。

いわゆる「修行」「レベル上げ」という前時代的だが必要であるこの観念を、いかに現代に適応させるのかが大きな課題だと思っている。

ログインボーナスでガチャのチャンスが掴める構造はビジネスには存在しない。

今の能力を前提にして課題や計画設計に向き合うシーンを偶に見かけるが、それを繰り返していたら一生同じところで同じことをし続けることになる。

私はそれが当たり前の会社にはしたくない。

会社を代表する者として、
一挙手一投足が社員へのメッセージになっていることを自覚して行動していけるよう精進したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?