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スポーツメンタルコーチの勉強を始めた理由

今、柘植陽一郎さんのフィールド・フロースポーツメンタルコーチ養成講座を13期生として勉強中です。

今回はなぜこの勉強を始めようと思ったのか、なぜフィールド・フローで学ぼうと決めたのかを書きたいと思います!

一番の決め手は『一人ひとりをよく見れるようになりたい』


今は幼児から小学生のスクールと1学年30名規模の中学硬式野球チームのコーチをしていますが、一人ひとり全く違うし、毎日変化がある現場で活動しています。
その中で『一人ひとりをよく見れるようになりたい』という想いがもともとありましたが、強く出てきたのが2022年のこと。

これまで中学生の方は優勝をしたり、全国大会に出たり選手のおかげで言葉にはできないような経験をしてきました。
その中で30名規模になったチームになったのは2020年くらいからで、その頃から各代数名は辞めていく選手がいることもまた現実でした。

また、スクール運営は全く別物で、しっかり野球をやりたい子もいれば、他のスポーツをやりながら週1できている子もいれば、お話をしに来ている居場所を求めている子もいて本当に様々です。
大人から見たら良いことを教えてもらってる、ちゃんと野球を教えてくれると言われても、肝心な子どもたちにはいまいち伝わっていないこともしばしば・・・

そんな中で選手たち一人ひとりが自分らしく、野球をもっと好きになっていく関わりができていたかといえば少し疑問がわいていました。

だからこそ引き出しを多く持ったり、本質を掴んでいることは大切だと思っていた矢先にフィールド・フローのホームページを改めて見たときに今しかない!と感じて受講を決めました。

『選手のことを一人ひとりよく見れるようになりたい』
選手は考えていないはずがないという信念を持ちつつも、疑ってしまう時もある自分を変えたいと思いました。
そして野球を通じて一人ひとりが自分らしくいられたり、おもいきりチャレンジできる居場所づくりをしていきたいと思いました。

また、メンタルが強いというのは何をもって言うのだろう?という疑問がずっとありました。
現場ではメンタルの定義は曖昧で、『あいつはプレッシャーに弱いから』とか『やる気ないから』という言葉があがるときがあるけど、本当にそうだろうか?それはどうやったら上がるのか?という疑問もありました。
現場で取り扱われている曖昧なものを明確にしたいという想いもありました。
本質を突き詰めたい。本質を教えられる存在になりたいと思っていました。

フィールド・フローにした決め手は『ビジョン・ミッションに深く共感したから』


スポーツメンタルコーチ資格取得に当たりいろいろと調べましたが、なぜフィールド・フローにしたか。
それは、ビジョンとミッションが深く刺さったからです。

ビジョン
『世界中の人々がスポーツを通じて、お互いにリスペクトしあえる関係を築き、個性を発揮しながら貢献しあえる世の中を創る。』

ミッション
『ひとり一人の可能性を信じ、人生全体を応援し、成長と結果を同時に実現するチーム創りに貢献します。』

特にリスペクトしあえるは一番大切にしたいところだったし、スポーツを通じて、選手、コーチ、保護者、応援者、審判スポーツに関わるものすべてにリスペクトをする姿勢を持ててはじめて良いものが創り上げることができると思っていたので、まさにこれだ!と思ったのを今でも覚えています。

また、一人ひとりの可能性を信じ、人生全体を応援
ここの部分が刺さりました。関わっている年代の時だけでなく人生全体を応援したいと。
野球はあくまでツールであって、その人の成長にとってどうか?今後どんな大人になってほしいのか?そもそもなぜスポーツ、野球に取り組むのか?その問いが常にあったので、このミッションを見たときにここしかない!と決めました。

そして説明会やセミナーの時に陽さんが言っていた『話を聴く力を持っている人が増えることで考える、探求する人を増やしたい』という言葉に、素直にこうなりたいと思いました。

今後実現していくこと

まだまだ道半ばですが、既に自分自身に大きな変化を感じています。
結論から言うと、すごく肩の力が抜けて選手と接することができています。

これまでは「勝たせてあげたい」とか「野球とはこうあるべき」とか変な力みがありました。だから良い時の喜びはかなり大きいものがありましたが、その反面負けた時やうまくいかない時は自分自身も落ち込んだりしてました。

今は6つの信念をもとに選手や自分自身を信じることができており、とにかく肩の力が抜けて選手と一緒に野球というツールを愉しめています。

今後は、聴く力を身に着けて選手の考える力や自分で決める力をつけることで選手やチームが強くなることを実現していきます。うまくなるのは当たり前で、強くなることです。
また「怒らないでチームや個を強くする」ことにもチャレンジ中で、これが実現できたときに何かが変わる気がします。

選手にとって居場所や立ち返る場所になれるように磨きます。

今、アスリートやコーチにコーチングセッションを行っています。
これまで、野球、サッカー、卓球、陸上、クライミングと競技の壁を越えて、また年代は中学生から大人まで、中にはプロとして活動しているなど様々なアスリートやコーチにコーチングセッションをやらさせていただきました。
興味がある方はぜひご連絡ください。

これからも野球界、スポーツ界をより良くするために、選手のために頑張ります。

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