双極性障害の症状(わたしの場合)について

前回の記事で、わたしは双極性障害Ⅱ型であると書かせていただきました。

現在は、服薬せず寛解状態にありますが

【再発】とはいつも隣り合わせだと考えています。

この病気は、感情やストレスに周囲が想像する3倍くらい敏感で脆くなりやすい為

日々自分の体調に耳を傾けていかねばなりません。(←この思考になれるまで長かった)

2段階にまとめると、次のような感じです。


【躁鬱の波が来そうな時】
・仕事行きたくないな(でもなんとか行ける)
・買い物しても買い物し足りない
・食べてもお腹空く
・嫌いな人が視界に入るだけで不快
・バラエティ番組がおもしろく感じない
・映画やアニメ観るの疲れる
・イラっとすると小声で暴言が出る
・周りと何かと比べがち
・身内にイライラ
・SNSにイライラ(けど見る)


【完全に波が来ている時】

・起き上がれない
・夕方まで寝ている事もよくある
・涙が込み上げて咽せ返る
・からの無気力。どこまでも無気力。
・お腹はあまり空かない(その分反動がすごい)
・どうせ一生闇なんやろクソが
・希望なんてない
・なんでこうなっちゃったんだろう(ループ)


という感じです。
わかる方いる?(苦笑)

後者の時は、大人しく【薬】に頼ります。

というか、このレベルになった時は絶対頼ってほしい。自分(心も身体も)守る為に。

周りの心無い言葉は、小さな風が吹いてるようなものだと思って。

双極性障害は心に症状は出ますが、心の病気ではなく【脳の病気】です。

前頭葉の萎縮により、感情が暴走してしまったり自制が利かなくなります。

その原因は不明とされていますが、遺伝や生活環境(家庭環境)が関連しているとも言われています。現に私の父もそうですし、友人も親子で躁鬱です。(通院しているそうです)

病名や、通院している事実を周囲に伝えると
距離を置かれたり「あの人は薬漬けらしい」と
陰口を言われたりと、あまり良いことはありませんよね。

周囲の気持ちも…分かります。

思うに、「薬漬けになる」か「ならない」というのは

自制心が利く時も薬に頼る性格とか、自分の弱さが少なからず関係してくると思います。

辛い時、
「早く落ち着きたい」
「落ち着いたらあれしたい、これしたい」
「とにかく穏やかな日々を送りたい」

こんな風に思える人は、きちんと薬を「手段」として使えると思います。

私も、どうにかなっちゃうんじゃないか?と、正直何度も怖かったです。

一時はそれも覚悟しました。

でも、「努力できる体調の時に、努力する人格」を守ってあげたら

きっと大丈夫だと思うんです。

体調にはきちんと耳を傾けて
波をなるべく小さく抑えていけるよう

越えていけるよう

わたしも願っております。

心ある限り、今が全てではないのですから◎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?