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「協調的幸福感」の広がり

教育研究所の適応支援相談員の研修の講師をさせていただきました。
社会福祉と社会教育は、同じ地域住民の幸せのための活動として、児童生徒支援にかかる連携は一層必要不可欠になっていますね。

市の子ども子育て会議の会長として、審議会の中で「子育ては養育者や支援者だけではなく、地域で子どもを育てていく環境づくりが大切です」と意見・提言をさせていただいています。

子どもは、”地域の宝”と言っているわりには、今は子ども達と地域のつながりは、コロナ禍もあり、希薄になってきているように感じます。
それ以上に、子どもの遊び声を「騒音」として良く思わない方がいらして、児童遊園の設置を断念したところもあるやに聞いています。

「自分だけが良ければ...」ではなく、他の人達が嬉しい・幸せと思う事が自分の幸せや喜びと感じる、「協調的幸福感」の広がりを図っていければと思います。

宮沢賢治さんが「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」という[Well-being】の思想は、現在の社会的包摂(ソーシャルインクルージョン)の概念に繋がっているのではないでしょうか?

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