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京都産業大学現代社会学部 菅原ゼミ
2021年10月22日 23:11
ジーン・ウルフ「取り替え子」の書評、二人目は古賀芽生さんです。ジーン・ウルフ「取り替え子」(『ジーン・ウルフの記念日の本』収録)評者:古賀芽生 子を大切に想い育てることは親に求められることの一つだが、それを「普通」にできている家庭は一体どれほど存在するのだろう。家庭環境それぞれは異なるし、普通にできないことも多々ある。では、「普通」から外れた親や子はどうなるのか。 『取り替え子』では
2021年10月22日 23:07
先週分と今週分をまとめて更新します。まずはジーン・ウルフ「取り替え子」の書評です。二人の方に書いていただきました。一人目は山下綾花さんです。ジーン・ウルフ「取り替え子」(『ジーン・ウルフの記念日の本』収録)評者:山下綾花 自分が子供の時の記憶を鮮明に覚えているだろうか。きっと「はい」と言える人の方が少ないと思う。楽しかった思い出だけではなく、嫌な思い出も鮮明に正確に覚えているのは心の健
2020年11月13日 11:35
今週は2本の書評を公開します。まずは池田萌乃さん。ジーン・ウルフの名作短編「デス博士の島その他の物語」を紹介してくださいます! ジーン・ウルフ(伊藤典夫訳)「デス博士の島その他の物語」(ジーン・ウルフ『デス博士の島その他の物語』国書刊行会、2006年)評者:池田萌乃 きみは本が好きだろうか? 私は好きだ。言葉が持つパワーの凄さを知ることができるし、新たな世界を知ることもできるからだ。