トレーニングを1週間休むと身体(筋肉)はどうなる??
『年末年始はジムが休み』
『トレーニングを1週間も休んだら筋肉落ちるよね。。。』
こういった不安やお悩みを
お持ちの方に向けた記事です!
年末年始やお盆休みなど
中・長期のトレーニング休みを入れる場合
具体的に何日程度なら休んで大丈夫なのか。
1週間休むとどうなる?
早速結論です。
休み期間中も
一般的な日常生活を送っていれば
筋肉は落ちないが、
寝たきりやダラダラ生活していると
たった1週間の休みでも
筋肉は落ちる!
※論文あり
『ギくっ』っとした方もいれば
『良かった~』と思った方も
いらっしゃいそうですね(笑)
◆3週間の休みでも筋肉は戻る
トレーニング初心者が
6週間トレーニングを継続後、
3週間の休みを設け、
その後再度6週間のトレーニングを実施した場合、
筋肉量はどう変化したのか。
結論、
休み前の筋肉量に戻りました!
一時的な筋力の低下はあっても
元に戻すのに時間がかからない!
その他にも、
トレーニングを休んでも
再開後元の筋肉量に戻る
と言う論文は複数ありましたね!
◆減っているのは糖質と水分
でも実際、
1週間も休むと筋肉が減っている感じがする方も多いと思います。
その原因が、
『糖質』
と
『水分』
なんです!
なんとなく筋肉のサイズが小さく見えるのは
筋肉内の糖質と水分が減っている為です。
筋肉約70~80%が水分だと言われてますので、
水分が減ると筋肉が減って見えるという訳です。。。
※水分は血液も含まれます。
逆を言えば、
糖質と水分を補給すれば
筋肉のハリは戻ってきます!
寝たきり状態の場合は?
最初の結論で述べた通り、
1週間そこらの休みで筋肉量が減る事は無いですが、
それはあくまでも一般的な日常生活を
送っている方に限ります。
逆に言えば、
活動量が少なく、寝たきり状態でいると
筋肉量1.4㎏の減少
大腿四頭筋3.2%減少
※共に平均
という恐ろしいデータがあります。
つまり、
年末年始コタツでダラダラ生活していると
簡単に筋肉量が低下してしまいます💦
何も運動する必要は無いんです!
定期的に歩く時間を確保するだけOK!
(ちなみに骨折の場合、その部位の筋肉が5%低下すると言うデータもあります。。。
ポジティブな休み
ここまでで、
一般的な日常生活さえ送っていれば
筋肉量の減少は起こらない事が分かりましたね!
今後は、
積極的な休養を取り入れる事で
自分自身のボディコントロールを更に
良質なものにしていきましょう!
計画的に1週間程度トレーニングを休む事を
ディロードと言います。
◆ディロードのメリット①
オーバートレーニングを防止できる!
やっぱり怪我だけは避けたいですね。
◆ディロードのメリット②
筋肉や関節、神経系の疲労を軽減できる!
良くあるパターンとして
筋肉は回復していても、
関節や神経系が回復していないって事も
ありますからね!
◆ディロードのメリット③
筋肉の感度を高める!
休み期間を作る事で
トレーニングによる筋肉への刺激の感度が高まります。
筋肉を記憶する
ここまで
『筋肉が落ちない休み』
と
『筋肉が落ちる休み』
について述べてきましたが、
実は筋肉にはマッスルメモリーという性能が
備わっています。
簡単に言うと、
★過去に付けた筋肉は短期間で取り戻す事で出来る。
★昔の筋肉を脳と体が覚えている
と言った状態ですね。
小学生の頃にスイミングを習っていた人が
数年のブランクを経て泳いでも
簡単に泳げちゃうのと近いですね。
数週間トレーニングを休んでも
筋肉が落ちない要因には
このマッスルメモリーが関係するのかもしれませんね!
まとめ
一般的な生活活動レベルがあれば1週間以上休んでも筋肉は落ちない
寝たきり状態が1週間続くと筋肉は1.4㎏落ちる(平均)
トレーニングを長期休むメリットもある
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